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J-GLOBAL ID：201902252231774990   整理番号：19A2188328

デジタルとナチュラルの共生・共創を支えるコミュニケーション科学 座っていても歩いているような疑似感覚の生成技術

著者 (1件)： 雨宮智浩 (NTT コミュニケーション科学基礎研)
資料名： NTT技術ジャーナル
巻： 31  号： 9  ページ： 18-21  発行年： 2019年09月01日 
JST資料番号： F0050B  ISSN： 0915-2318  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NTTコミュニケーション科学基礎研究所では,座ったままの状態であたかも歩いたような感覚をつくり出す技術を開発し,この擬似的な歩行感によって私たちの脳内表現である自己の身体を取り囲む「身体近傍空間」を前方に拡張することを併せて明らかにしました.本稿では,椅子を上下に揺らし,足裏に振動刺激を与えることによって,実際に歩くことなく歩行したような感覚を生み出す手法を紹介します.(著者抄録)

シソーラス用語： *運動知覚 ,  *バーチャルリアリティ ,  感覚 ,  ヒューマンインタフェイス ,  表示装置 ,  歩行 ,  椅子 ,  生体刺激 ,  臨場感 ,  足 ,  仮想空間 ,  座位
準シソーラス用語： 運動感覚 ,  *歩行感覚 ,  HMD【表示装置】 ,  振動刺激 ,  足裏 ,  実空間 ,  疑似感覚

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• J.-P. Noel, P. Grivaz, P. Marmaroli, H. Lissek, O. Blanke, and A. Serino:“Full body action remapping of peripersonal space: the case of walking.,”Neuropsychologia, Vol.70, pp.375-384, 2015.
• 雨宮・池井・広田・北崎:“歩行を模擬した足底振動刺激による身体近傍空間の拡張,”日本バーチャルリアリティ学会論文誌,Vol.21, No. 4, pp. 627-633, 2016.
• 池井・広田・阿部・雨宮・佐藤・北崎:“身体的追体験の概念の提案と一部機能の試験実装-多感覚・運動情報提示による歩行・走行体験の共有,”日本バーチャルリアリティ学会論文誌,Vol.24, No. 2, pp.153-164,2019.
• 雨宮・安藤・何:“五感インタフェースによるノンバーバルコミュニケーション,”NTT技術ジャーナル,Vol. 19, No. 6, pp. 35-37, 2007.
• 雨宮・高椋・伊藤・五味:“指でつまむと引っ張られる感覚を生み出す装置「ぶるなび3」,”NTT技術ジャーナル,Vol.26, No.9, pp.23-26, 2014.

タイトルに関連する用語 (6件)： デジタル ,  共生 ,  共創 ,  コミュニケーション ,  科学 ,  感覚