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J-GLOBAL ID：201902252315060379   整理番号：19A0614749

NTT大通4丁目ビルの耐震改修-「100年建築」を見据えた耐震補強と外壁改修の一体的改修-

著者 (4件)： 岩田樹美 (NTTファシリティーズ) ,  長尾康嗣 (NTTファシリティーズ) ,  千葉陽祐 (NTTファシリティーズ) ,  伊菅信幸 (NTTファシリティーズ)
資料名： 建築防災
号： 494  ページ： 56-62  発行年： 2019年03月01日 
JST資料番号： F0003D  ISSN： 0389-1690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・表題のビル(1957年竣工,SRC7階建て(地下1階))を今後40年以上利用することを前提に居ながら施工で耐震改修した事例の紹介。
・耐震補強の3つの方針(建物外部での補強で敷地境界との距離が短いことから躯体に密着する外付け補強工法とする,靭性に期待せず大地震時の変形を小さく抑える強度抵抗型の補強とする,補強位置を分散化し平面的・立面的にバランスの良い計画とする)の論述。
・補強工法の詳細(2面には鉄骨枠に無収縮モルタルを打設して補強パネルを構築する外付け袖壁補強工法を採用,1面にはX形配筋を用いた外付けRCフレーム補強工法を採用)の論述。
・施工計画として配慮した点(外部足場に防音パネルを設置,仕上げ材撤去など騒音が発生する場合には事前に建物利用者と調整,増設壁と既存躯体との接合部には鋼管コッター工法を採用,あと施工アンカーが既存鉄骨部材と干渉する場合にはスタッドアンカー工法を採用)の論述。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート ,  *耐震補強 ,  *改修 ,  楔
準シソーラス用語： RCフレーム補強工法 ,  *SRC【コンクリート】 ,  あと施工アンカ ,  コッタ ,  *外付け袖壁補強工法 ,  外付補強 ,  外壁改修 ,  *居ながら改修 ,  鋼管コッター ,  袖壁付柱 ,  *耐震改修 ,  補強工法

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (3件)：

• 日本建築防災協会:2009年改訂版既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・同解説
• 建築研究振興協会:既存建築物の耐震診断・耐震補強設計マニュアル2003年版増補版,2007年
• 近藤ほか:既存建物袖壁付き柱の曲げ補強に関する実験的研究(その1~7),日本建築学会大会学術講演梗概集,2011年

タイトルに関連する用語 (7件)： NTT ,  ビル ,  耐震改修 ,  建築 ,  耐震補強 ,  外壁 ,  改修