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J-GLOBAL ID：201902252519679503   整理番号：19A2291570

SIP革新的燃焼技術~制御チームの研究内容と成果

Research Contents and Results of Control Team Conducted in SIP Innovative Combustion Technology

著者 (5件)： 金子成彦 (早稲田大学理工学術院) ,  草鹿仁 (早稲田大学理工学術院) ,  山崎由大 (東京大学大学院工学系研究科) ,  溝渕泰寛 (宇宙航空研究開発機構航空技術部門) ,  秋濱一弘 (日本大学生産工学部環境安全工学科)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 61  号： 197  ページ： 201-212(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 制御チームは3つのチームに分かれる:制御チーム,CAEチーム,およびPMチーム。このチームによって扱われた目標は,50%の熱効率に寄与するモデリングと制御技術の開発である。新しい燃焼法を実装する場合,外乱などの影響により性能が達成できない可能性があり,実時間で制御できる知的制御システムが必要である。制御グループは,先進的燃焼技術を有するディーゼルエンジンに対して可能な限り,基礎となる物理的および化学的現象を表す数学モデルに基づく「モデルベース制御」を開発した。一方,CAEグループは,ガソリンエンジン用の各種サブモデルとプラットフォームを統合することにより,高速計算が可能な次世代3Dエンジン燃焼ソフトウェア「HINOCA」を開発した。さらに,PMグループは,低温始動時のガソリンエンジンから発生する排ガス中のPM発生量を予測できる技術を開発し,最先端の測定技術を開発し,PM生成メカニズムを提案した。これらの基礎研究に基づいて,PMモデルを完成した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *燃焼制御 ,  研究開発 ,  プロジェクト ,  モデリング ,  CAE【計算機】 ,  *ディーゼル機関 ,  *ガソリン機関 ,  予測制御 ,  大気汚染物質 ,  粒状物汚染

著者キーワード (12件)： エンジン燃焼 ,  燃焼制御 ,  CAE ,  MBC ,  すす ,  PM ,  エンジン燃焼 ,  燃焼制御 ,  CAE ,  MBC ,  すす ,  PM

分類 (2件)： 内燃機関一般  (PB02010R) ,  燃焼一般  (XE04010W)

引用文献 (55件)：

• 1. Kaneko, S., Yamasaki, Y., Ohmori, H., Hirata, M., Mizumoto, I., Ichiyanagi, M. Matsunaga, A. and Kanda, T. CORONA Pub. (2019).
• 2. Ichiyanagi, M., Matsui, H., Woo, J., Kimura, T. and Suzuki T., JSAE Trans. (in Japanese) 49-2: 168-174 (2018).
• 3. Reitz, R. D. and Bracco, F. B., SAE Paper 790494, (1979).
• 4. Livengood, J. C. and Wu, P. C., Proc. 5th Int. Symp. on Combustion 5-1: 347-356 (1955).
• 5. Takahashi, M., Yamasaki, Y., Kaneko, S., SICE Trans. (in Japanese) 55-3: 226-234 (2019).

タイトルに関連する用語 (5件)： SiP ,  燃焼技術 ,  チーム ,  研究 ,  成果