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J-GLOBAL ID:201902252618991728   整理番号:19A2241435

ブデソニドの鼻内投与はマウスにおけるヌクレオチド結合オリゴマー化ドメイン様受容体ファミリー,ピリンドメイン含有3インフラマソーム活性化を抑制することによりリポ多糖類誘発急性肺損傷を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Intranasal Application of Budesonide Attenuates Lipopolysaccharide-Induced Acute Lung Injury by Suppressing Nucleotide-Binding Oligomerization Domain-Like Receptor Family, Pyrin Domain-Containing 3 Inflammasome Activation in Mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 2019  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 2314-8861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的。マウスモデルにおけるリポ多糖類(LPS)誘導急性肺障害(ALI)に対するブデソニドの保護作用とその基礎となる機構を検討した。【方法】成体雄C57BL/6マウスを3つの群に分割した:対照,ALI,およびALI+ブデソニド群。LPS(5mg/kg)は,マウスでALIを誘発するために気管内に注射された。ブデソニド(0.5mg/kg)は,ALI+ブデソニド群でLPS投与の1時間前に鼻腔内に与えられた。LPS投与12時間後,すべてのマウスを屠殺した。ヘマトキシリン-エオシン染色と病理学的スコアを用いて,病理学的損傷を評価した。気管支肺胞洗浄を施行した。気管支肺胞洗浄液(BALF)における総細胞,好中球,およびマクロファージの数を数えた。酵素結合免疫吸着検定法を用いて,BALFおよび血清中の炎症誘発性サイトカインを検出した。腫瘍壊死因子-(TNF-)α,単球走化性蛋白質-(MCP-)1およびインターロイキン-(IL-)1βを含む。ヌクレオチド結合オリゴマ化ドメイン様受容体ファミリー,ピリンドメイン含有3(NLRP3)inflamマソームの発現をウェスタンブロット法により検出した。LPS(40mg/kg,腹腔内)の致死量を,生存率に及ぼすブデソニドの効果を評価するために注入した。【結果】ブデソニド前処理は,ALIマウスにおける病理学的損傷を劇的に減弱させ,病理学的スコアを低下させた。ブデソニド前処理は,ALIマウスのBALFにおける総細胞,好中球およびマクロファージの数を明らかに減少させた。さらに,ブデソニドは,ALIマウスのBALFおよび血清におけるTNF-αおよびMCP-1発現を劇的に減少させた。ブデソニドは,肺におけるNLRP3およびプロカスパーゼ1発現を有意に抑制し,BALFにおけるIL-1β含有量を減少させ,ブデソニドがNLRP3inflamマソームの活性化を阻害することを示した。さらに,ブデソニドは致死量のLPSを投与したALIマウスの生存率を改善することを見出した。結論:ブデソニドを介したマウスにおけるNLRP3inflamマソーム活性化の抑制は,ALIマウスにおいてLPSにより誘導された肺損傷を減弱させた。Copyright 2019 Liang Dong et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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