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J-GLOBAL ID：201902252779655645   整理番号：19A2482407

類似結合算法L2APのブロック分割とハッシュ結合による強化

Utilizing Block Partitioning and Hash-Join in L2AP Similarity-Join Method

著者 (4件)： 吉村龍之介 (電通大) ,  大森匡 (電通大) ,  新谷隆彦 (電通大) ,  藤田秀之 (電通大)
資料名： 日本データベース学会和文論文誌(Web)  (DBSJ Japanese Journal (Web))
巻： 17-J  ページ： ROMBUNNO.10 (WEB ONLY)  発行年： 2019年03月 
JST資料番号： U0795A  ISSN： 2189-0374  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： データベースにおける類似結合演算とは,与えられたデータベースから類似したレコードの対を全て求める問題であり,データベースの重複除去やクラスタリングで用いられる基本的で高コストな結合演算の1つである.本稿では,逐次実行向けの高速な類似結合法として最近提案されたL2APに注目し,その特性を調べ,ブロック分割とハッシュ結合を導入する事でデータベース演算としての能力を強化することを目指す.そして,特にR-Sジョインの場合にこの方針が有効なことを示し,その具体的算法L2AP/HJを提案する.(著者抄録)

シソーラス用語： *データベース ,  演算 ,  *類似性 ,  *集合演算 ,  ハッシュコーディング ,  効率化 ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： *類似結合演算 ,  データベース演算

分類 (1件)： データベースシステム  (JD03030U)

引用文献 (6件)：

• C.Anastasiu,G.Karypis. ”L2AP:Fast Cosine Similarity Search With Prefix L-2 Norm Bounds”, IEEE Int.Conf.Data Engineering, pp.784-795,2014.
• J.Bayardo,Y.Ma,R.Srikant. ”Scaling Up All Pairs Similarity Search”,in Proc. 16th Int. Conf. World Wide Web (WWW’07), pp.131-140,2007.
• S.Chauduri,V.Ganti,R.Kaushik. ”A Primitive Operator for Similarity Joins in Data Cleaning”, IEEE Int.Conf.Data Engineering, pp.5-16,2006.
• P.Indyk and R. Motwani,“ Approximate nearest neighbors:towards removing the curse of dimensionality, ”in Proc. 13th ACM Symp. Theory Of Computing (STOC) ’98, pp.604-613,1998.
• 廣瀬, 大森, 新谷, ”Map/Reduce におけるバケット再グループ化を用いたハイブリッドハッシュ結合アルゴリズム”.DBSJ Journal,vol.12,(No.1),pp.61-66,2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： 類似 ,  算法 ,  ブロック分割 ,  強化