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J-GLOBAL ID：201902252825826434   整理番号：19A2857168

単一分子蛋白質運動を記録するためのX線追跡法【JST・京大機械翻訳】

Diffracted X-ray tracking method for recording single-molecule protein motions

著者 (1件)： Shimizu Hirofumi (Department of Integrative and Systems Physiology, Faculty of Medical Sciences, University of Fukui, Japan)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1864  号： 2  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質は機能に依存してその立体配座を変化させる。蛋白質の多くの静的画像が蓄積されているが,機能におけるそれらの動力学に関する情報は限られている。回折X線追跡(DXT)は,欠落データを得るための良い候補である。金ナノ結晶をプローブとして標的蛋白質に付着させ,結晶からのX線回折スポットの運動を標的の運動に対応させた。それは高い時間的(サブミリ秒)と空間的(約0.1°)分解能の利点を有するが,それは広く利用されていない。本レビューは,ユーザの視点からのその有効な応用に焦点を合わせた。また,KcsAチャネルによる例と最近の開発状況を示し,この方法の将来の可能性を示した。DXTは分子内構造変化を調べる強力な方法である。例えば,KcsAチャンネルにおいて,この方法は,ゲート領域から分子の末端まで伝達される立体配座変化の波を明らかにした。この方法は連続的に開発されており,ユーザはそれらのサンプルの条件に応じて適切な測定システムを選択することができる。機能に関して蛋白質構造変化を明らかにすることは重要なフロンティアである。DXT法の最も特徴的な特徴は,高い時間的および空間的分解能の両方が達成可能であり,同時に複数の分子の運動を追跡することができることである。この特徴は,標的蛋白質(例えば,リガンドや薬物)に関連する分子をスクリーニングするための利点である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線回折 ,  プローブ ,  空間分解能 ,  分解能 ,  立体配座 ,  配座転移 ,  チャネル ,  回折 ,  計測システム ,  結晶 ,  *タンパク質 ,  構造変化 ,  KcsA ,  標的蛋白質 ,  *単一分子

著者キーワード (5件)： X線トラッキング ,  金ナノ結晶 ,  単一分子 ,  KCSAチャネル ,  蛋白質動力学

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 単一分子 ,  蛋白質 ,  運動 ,  X線 ,  追跡