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J-GLOBAL ID：201902252963525392   整理番号：19A2464533

濡れ性の差による微小皺を持つ板上の液滴運動の制御【JST・京大機械翻訳】

Control of droplet movement on a plate with micro-wrinkle by difference of wettability

著者 (4件)： Katoh Kenji (Department of Mechanical Engineering, Osaka City University, Osaka, Japan) ,  Sato Eriko (Department of Applied Chemistry and Bioengineering, Osaka City University, Osaka, Japan) ,  Yoshioka Shin’ya (Department of Mechanical Engineering, Osaka City University, Osaka, Japan) ,  Wakimoto Tatsuro (Department of Mechanical Engineering, Osaka City University, Osaka, Japan)
資料名： Experiments in Fluids  (Experiments in Fluids)
巻： 60  号： 9  ページ： 1-11  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0884A  ISSN： 0723-4864  CODEN： EXFLDU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,壁面上にマイクロしわを用いて,重力による傾斜板上での液滴運動の制御を検討した。マイクロしわを,ベースポリマー(ポリ(塩化ビニル),PVC)上の薄いポリマーフィルム(ポリ(N-ビニルカルバゾール),PVK)の座屈によって製造した。PVCを一度延伸し,PVK(~100nm厚さ)を室温でベース高分子の表面にスピンコートした。PVCのガラス転移温度以上で加熱されたサーモスタティックチャンバ内に歪が放出されると,数μmの波長をもつ二次元マイクロしわが表面上に形成された。前進および後退接触角を,しわに平行および垂直方向に測定した。いくつかの接触角異方性があることが観察された。液滴が重力に対して45°で傾斜したしわ表面にセットされたとき,液滴運動の方向は,重力方向から約20°変化することができた。接触線の最小仕事の原理を持つ理論モデルから偏向角を推定した。マイクロしわを,ベースポリマー(ポリ(塩化ビニル),PVC)上の薄いポリマーフィルム(ポリ(N-ビニルカルバゾール),PVK)の座屈によって製造した。しわに対して垂直および平行において方向に依存する接触角異方性の数度があることが観察された。液滴が斜めしわにセットされたとき,液滴滑り運動の方向は,下の図形で示されるように,平面における重力方向から約20°変化することができた。たわみ角βは,液滴の最小仕事の原理を持つ理論モデルからほぼ推定できる。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 二次元 ,  ガラス転移点 ,  *濡れ ,  高分子膜 ,  *液滴 ,  スピンコーティング ,  たわみ ,  偏向 ,  重力 ,  斜板 ,  異方性 ,  波長 ,  接触角 ,  理論モデル ,  接触線

分類 (2件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  流体の実験・試験・測定方法及び装置  (BC01020K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 濡れ性 ,  微小 ,  皺 ,  液滴 ,  運動