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J-GLOBAL ID:201902253054872496   整理番号:19A1097516

金チオール修飾表面を用いたPVDF膜中の分極処理

Poling treatment of PVDF films using thiol-modified gold surfaces
著者 (6件):
資料名:
巻: 119  号: 9(ED2019 1-9)  ページ: 17-19  発行年: 2019年04月11日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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有機圧電ポリマーであるポリ(フッ化ビニリデン)(PVDF)は,これまでフレキシブル圧力センサ開発のための材料として広く研究がなされてきた。一般に,PVDF圧力センサから十分な出力電圧を得るためには,PVDF膜中の分極処理が必要であるが,本分極処理には,非常に大きな電界や高い熱処理温度を要するため,これらがセンサの製造コストを押し上げる主因となっている。本研究では,下地の金(Au)電極上の表面ダイポールの向きを揃えることによって,PVDF膜中の分極を配向制御させるための新たな方法を提案する。表面ダイポールの向きは,Au表面上へのチオール修飾によって一方向に制御できることが知られている。我々は,表面修飾されたAu電極を用いて作製されたセンサが,未修飾のものと比較しておよそ5倍の出力感度を有することを見出した。これは,表面修飾によって揃えられた表面ダイポールが,直上に成膜されるPVDF膜中分子の配向制御のために重要な役割を果たすことを示唆する。本発表では,我々が今回見出した化学修飾に基づく分極処理法(ケミカルポーリング)について,その詳細を報告するとともに,作製した圧力センサの動作機構についても議論を行う。(著者抄録)
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分類 (2件):
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有機化合物の薄膜  ,  分析機器 
タイトルに関連する用語 (5件):
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