文献
J-GLOBAL ID:201902253149278397   整理番号:19A2207790

バイオディーゼル試料中のグリセロール,カルシウム及びマグネシウムの定量のための比色紙ベース分析装置と組み合わせた逆相空気支援分散液-液ミクロ抽出【JST・京大機械翻訳】

A reversed-phase air-assisted dispersive liquid-liquid microextraction coupled with colorimetric paper-based analytical device for the determination of glycerol, calcium and magnesium in biodiesel samples
著者 (4件):
資料名:
巻: 150  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
紙ベース分析装置(PAD)を用いたバイオディーゼル試料中のグリセロール,マグネシウム及びカルシウムの同時比色定量のための安価で簡単な方法を開発した。逆相空気支援分散液-液ミクロ抽出(RP-AA-DLLME)法を提案し,バイオディーゼル試料から水相(過ヨウ素酸ナトリウム溶液)へのグリセロール,マグネシウム及びカルシウム分離に用いた。RP-AA-DLLMEの後に,標的分析物を含む得られた親水性エマルション(水中のバイオディーゼル燃料)をPADの試料ゾーンに導入し,親水性セルロース繊維を透過するエマルションとして,その破壊を観察した。PADの検出ゾーン上のアセチルアセトンによる,Eriochクロム Black Tとグリセロール(ホルムアルデヒド)の誘導体によるカルシウムとマグネシウムの比色検出を,従来のスキャナとCorel PHOTO-PAINT X7ソフトウェアを用いて実施した。最適条件下で,検量線はグリセロールに対して100~300μgg-1,カルシウム及びマグネシウムに対して1~15μgg-1の範囲で直線であった。3σに基づくブランク試験から計算した検出限界は,グリセロールで30μgg-1,カルシウムとマグネシウムで0.3μgg-1であった。PADはバイオディーゼル試料分析に成功裏に適用された。バイオディーゼル試料中のグリセロール,カルシウム及びマグネシウムの同時比色定量のための初めての紙ベース分析装置を開発した。逆相空気支援分散液-液ミクロ抽出に基づくバイオディーゼル試料前処理のための新規アプローチも初めて提案した。逆相空気支援分散液-液ミクロ抽出を紙ベース分析装置と組み合わせ,バイオディーゼル試料中のグリセロール,カルシウム及びマグネシウムの同時比色定量に適用した。本研究において,バイオディーゼル試料から水相へのグリセロール抽出速度は,水溶性ホルムアルデヒドへの検体酸化による過ヨウ素酸イオンの存在下で加速され得ることが分かった。この特徴はグリセロール抽出効率の改善を可能にした。提案した手順は,小型化,コスト有効性および単純性を含むいくつかの利点を有している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  抽出 
タイトルに関連する用語 (11件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る