文献

J-GLOBAL ID：201902253199656625   整理番号：19A0607097

外力推定オブザーバを用いた力センサレスハプティックディスプレイ

Force Sensorless Haptic Display Using External Force Estimation Observer

著者 (2件)： 吉田洋明 (日本大 理工) ,  板倉勇気 (日本大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本大学理工学部理工学研究所研究ジャーナル  (Journal of Research Institute of Science and Technology, College of Science and Technology, Nihon University)
号： 144  ページ： 1-11  発行年： 2019年02月28日 
JST資料番号： F0453B  ISSN： 1884-8702  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,バーチャルリアリティ技術は目覚しい進歩を遂げている。特に,ヘッドマウントディスプレイは,人間の介入なしに受動装置として実現できるため,娯楽分野で広く使用されている。しかしながら,バーチャルリアリティも力をユーザに提示するためにハプティックディスプレイ装置を必要とするが,ユーザはそれと対話しなければならないので,このタイプの装置を実現することは困難である。力を正確に再現するには,位置センサーと力センサーが必要である。これらのセンサーは,ハプティックディスプレイが大きくなり高価になることを意味する。センサの数を減らすことができれば,ハプティックディスプレイは小さくなり安価にすることができる。高価な力センサを使用せずに実現することができれば,ハプティックディスプレイを安価に製造することができる。ここでは,モデル追従制御を用いたセンサレスハプティックディスプレイ実現のための制御則を提案した。外力推定オブザーバが制御則とセンサレスハプティックディスプレイの実現に適用された。我々の実験結果から提案した方法を確認した。従って力覚センサを用いることなくハプティックディスプレイを実現することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 表示装置 ,  *バーチャルリアリティ ,  ヒューマンインタフェイス ,  娯楽 ,  位置センサ ,  *追従制御 ,  制御則 ,  小型化 ,  歪計 ,  *システムオブザーバ
準シソーラス用語： *センサレス ,  *ハプティックディスプレイ ,  ロータリーエンコーダ ,  *ヘッドマウントディスプレイ ,  低価格化 ,  力センサ ,  力覚センサ ,  力覚提示

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 外力 ,  推定 ,  オブザーバ ,  力センサ