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J-GLOBAL ID:201902253215255446   整理番号:19A2733880

ニホンナシにおける果皮のクロロフィル含量の非破壊計測

Non-destructive Measurement of Chlorophyll Concentration of Fruit Skin in Japanese Pear
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 253-258(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ニホンナシの果皮のクロロフィル含量を非破壊で計測するために,携帯型分光計を用い,コルク層の上から果皮を透過した650~740 nmの波長域の拡散反射光の反射率を非破壊で測定し,部分的最小二乗回帰分析を行いクロロフィル含量の推定モデルを作成した.その結果,2016年産の‘幸水’,‘豊水’および‘あきづき’において,決定係数r 2 = 0.962~0.974と高精度にクロロフィル含量を推定することができた.2017年産の‘幸水’で作成した同推定モデルで,2016年の上記3品種のクロロフィル含量の検証を行ったところ,決定係数がr 2 = 0.956~0.974と高く,誤差も小さく推定できた.また,すべての品種でクロロフィル含量と地色との間に高い相関がみられ(r 2 = 0.937~0.953),クロロフィル含量を地色に変換することが可能であった.推定モデルは果実温の影響を受けたが,温度の異なる果実を用いて推定モデルを作成することにより,果実温の影響は小さくなった.晴天の野外条件と室内の測定でほぼ同じ測定値を示し,野外での測定が可能であった.以上のことから携帯型分光計を用い,コルク層の上から果皮のクロロフィル含量および地色を迅速かつ高精度に測定でき,ニホンナシの熟度判定に活用できると考えられた.(著者抄録)
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分類 (3件):
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果樹  ,  植物の生化学  ,  分光法と分光計一般 
引用文献 (15件):
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