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J-GLOBAL ID：201902253320886655   整理番号：19A2085352

通信キャリアにおけるゼロタッチオペレーションに向けた保全系ツール連携方式の提案

A Study of Assurance Automation for Zero-Touch Operations

著者 (4件)： 尾居愛子 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  高田篤 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  坂田浩亮 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  中島求 (NTT ネットワークサービスシステム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 111(ICM2019 6-20)(Web)  ページ： 47-52 (WEB ONLY)  発行年： 2019年07月04日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昨今,業務効率化に向けた自動化等の取り組みが様々な業界で試みられている.通信キャリアのオペレーションにおいても同様であるが,サービス構築といった構築系業務の自動化が先行しており,故障対応等の保全系業務の自動化は進んでいない.現在は,保守者が一部の作業を部分的に自動化するツールを独自に開発し,人手で複数のツール群を連携し故障対応等の保全系業務を実施している.しかし,今後の労働人口減少を踏まえると,さらなる業務効率化が求められる.これを踏まえ,我々は保全系業務のさらなる自動化を目指し,ツール群の連携自動化を実現する技術検討に取り組んでいる.本稿では,保全系業務における自動化の現状について述べ,自動化範囲の拡大に向けた課題と要件について抽出し,本要件を満たす実現方式をオーケストレータ及びOSS(Open Source Software)製品を用いて提案・評価する.具体的には,保全系業務のうち,故障対応を対象とし,各工程を再利用可能とする業務フローを定義することで,保全系業務フローの追加・更新を容易化し,また,業務フローの定義方法を見直すことで,処理性能における大幅な改善を実現したことを報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： 通信業 ,  保守管理 ,  効率化 ,  要求仕様 ,  技術 ,  ソフトウェア ,  *行動 ,  ワークフロー ,  *自動化 ,  CPU時間 ,  業務効率化 ,  *保全活動 ,  *改変
準シソーラス用語： オーケストレーション ,  OSS

分類 (3件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  その他の情報処理  (JE15050M) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (11件)：

• 日経 xTECH/日経コンピュータ, “デジタルトランスフォーメーションDXの衝撃”, 日経BP社, 東京, Nov. 2018.
• 高橋謙輔 他, “B2B2Xビジネスモデルと TMF/ETS-NFVの動向を踏まえたオーケストレータ,” 信学技報 117(305), ICM2017-23, pp. 13-15, 2017-11.
• 木村辰幸他,“EMS共用化を実現するTM基盤の提案,” 信学技報 111(279), ICM2011-24, pp. 25-30, 2011-11.
• StackStorm, https://stackstorm.com/
• Ansible, https://www.ansible.com/

タイトルに関連する用語 (5件)： キャリア ,  保全 ,  ツール ,  連携 ,  提案