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J-GLOBAL ID:201902253321090968   整理番号:19A0979612

水溶液中におけるカーボンナノホーンとそのシスプラチンとの錯体の分子動力学【JST・京大機械翻訳】

Molecular dynamics of carbon nanohorns and their complexes with cisplatin in aqueous solution
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  ページ: 167-177  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0044D  ISSN: 1093-3263  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ptに基づく抗腫瘍薬シスプラチンによる薬物療法は,これらの抗癌剤の低い選択性に関連する高い毒性による重篤な副作用にもかかわらず,癌細胞に対して有効な結果を示した。副作用を克服または減少させる代替法は,抗癌剤の高用量を運ぶことができ,腫瘍部位への緩徐で標的化された放出を促進することができるドラッグデリバリーシステムを使用することである。ここでは,カプセル化シスプラチンとカーボンナノホーン(CNH)により形成された複合体のプロトタイプを研究するために分子動力学を用い,水溶液中の構造と動的挙動を特性化し,キャリア系としてCNHを用いる可能性を評価した。結果は,円錐角とシスプラチンの存在に依存して,空のCNH空洞内に36個の水分子が存在することを示した。これらの溶媒分子のいくつかは,10個以上の分子が狭い構造に対してさえ残っているが,シスプラチン包接によりバルクに放出される。さらに,計算された結合自由エネルギー(Δ_bG)は,CNH構造と2つのシスプラチン分子までの包接錯体形成が水性媒体中で熱力学的に有利であり,これらの炭素ナノ構造の薬物担体としての可能性を示唆した。最も可能性のある狭いホスト構造に対して,平均Δ_bGは2つのシスプラチンの包接に対して-92.0kcal/molであり,van der Waals寄与からの複雑な安定性の大部分があった。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  分子・遺伝情報処理 
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