文献
J-GLOBAL ID:201902253601738176   整理番号:19A2101078

脳脊髄液および血清中のα2-マクログロブリンレベルの比率:急性播種性脳脊髄炎における神経炎症の発現【JST・京大機械翻訳】

Ratio of Alpha 2-Macroglobulin Levels in Cerebrospinal Fluid and Serum: An Expression of Neuroinflammation in Acute Disseminated Encephalomyelitis
著者 (12件):
資料名:
巻: 98  ページ: 61-67  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3302A  ISSN: 0887-8994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
急性脳炎と脳症は小児における生命を脅かす疾患である。しかし,それらの早期診断と治療のための検査室検査は行われていない。α2-マクログロブリン(α2M)は炎症の初期段階で増加する血液糖蛋白質である。本研究では,急性脳炎および脳症におけるα2Mレベルの役割を検討した。急性播種性脳脊髄炎,感染関連急性脳症,発熱性てんかん重積症,および熱性発作シンプレックス型患者の脳脊髄液と血清試料を分析した。1999年1月1日~2012年5月31日の間に福島県を通して病院の小児科から試料を収集した。脳脊髄液におけるα2Mレベルは,急性播種性脳脊髄炎に対して4.7(3.8~8.4)μg/mL,感染関連急性脳症に対して2.1(1.1~2.3)μg/mL,熱性てんかん重積に対して1.1(0.9~6.4)μg/mL,熱性発作シンプレックス型に対して1.0(0.8~1.1)μg/mLであった。急性播種性脳脊髄炎患者におけるα2Mレベルは,感染関連急性脳症および熱性発作シンプレックス型患者におけるそれらより有意に高かった(それぞれP=0.019およびP=0.002)。急性播種性脳脊髄炎患者における脳脊髄液中のα2Mレベルと血清中のそれとの比は,発熱状態てんかん重積患者における比より有意に高かった(P=0.04)。急性播種性脳脊髄炎患者において,脳脊髄液中のα2Mレベルは治療とともに減少した。著者らの結果は,脳脊髄液中のα2Mレベルが急性播種性脳脊髄炎患者の神経炎症状態を反映することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  神経系の疾患 

前のページに戻る