文献

J-GLOBAL ID：201902253665984567   整理番号：19A0657167

Brown動力学シミュレーションと比較した不均一高分子系の動的密度汎関数理論【JST・京大機械翻訳】

Dynamic Density Functional Theories for Inhomogeneous Polymer Systems Compared to Brownian Dynamics Simulations

著者 (2件)： Qi Shuanhu (Institut fuer Physik, Johannes Gutenberg-Universitaet Mainz, Germany) ,  Schmid Friederike (Institut fuer Physik, Johannes Gutenberg-Universitaet Mainz, Germany)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 24  ページ： 9831-9845  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動的密度汎関数(DDFs)は不均一高分子系の動的発展を研究するための一般的なツールである。ここでは,二つの選択された問題に対する粒子ベースBrown動力学(BD)シミュレーションからのデータとの予測を比較することにより,拡散性DDF理論のセットの系統的評価を提示した。具体的には,(i)単量体を互いに独立に移動させる局所動力学モデル,(ii)単量体が局所鎖相関器により与えられる相関行列,(iii)二つの一般的近似,(iii)鎖相関器が均一系の値で近似され,(iv)計算的に効率的な「外部ポテンシャル動力学」(EPD)モデル,を調べた。EPDを除いて,圧縮性パラメータの値は結果にほとんど影響しなかった。界面広がり問題において,鎖動力学モデルはBDデータを最も良く再現した。しかし,密接に関連するEPDモデルは大きな偽のアーチファクトを生成する。これらのアーチファクトは混合系が非圧縮性になると消失する。ミクロ相分離問題において,非局所モデル(II-IV)の予測は互いに一致し,秩序化時間を著しく過大評価するが,局所モデル(i)はそれを過小評価する。このことは,局所的および大域的鎖再配置の両方を含む秩序化過程の多重スケール特性に起因する。これを説明するために,ここで考察した全てのBDシミュレーションデータを定量的に再現する混合局所/非局所DDFスキームを提案した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 単量体 ,  *密度汎関数法 ,  *高分子 ,  圧縮性 ,  *計算機シミュレーション ,  *シミュレーション ,  近似法 ,  相関器 ,  界面 ,  アーチファクト ,  非圧縮性
準シソーラス用語： マルチスケール ,  再配列 ,  過小評価 ,  動力学モデル ,  *Brown動力学 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (5件)： Brown動力学 ,  シミュレーション ,  不均一 ,  分子系 ,  密度汎関数理論