抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・東北地方太平洋沖地震では建築物の非構造部材に甚大な被害が生じたのが特徴で,特に天井の脱落等による人的被害は死者5名,負傷者72名以上,被害件数は約2000件にも上ったとの論述。
・東北地方太平洋沖地震以前における非構造部材の耐震に関する基準類の見直しの経緯(1978年の宮城県沖地震を受けて改正された建設省告示,1979年の帳壁耐震構法マニュアル,これを改正した外装構法耐震マニュアル,1996年の官庁施設の総合耐震計画基準,2001年の芸予地震を受けての国土交通省からの3度の天井に関する技術的助言)の紹介。
・特定天井に対する厳しい耐震基準をきっかけに非構造部材全体の耐震設計が議論されるようになってきたとの認識に関する論述。