文献
J-GLOBAL ID:201902253749986790   整理番号:19A0407491

グリチルリチン酸は糖尿病モデルマウスにおいて炎症を抑制し,Porphyromonas gulaeと結紮配置の組合せにより誘導されるグルコースレベルの低下を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Glycyrrhizic acid suppresses inflammation and reduces the increased glucose levels induced by the combination of Porphyromonas gulae and ligature placement in diabetic model mice
著者 (12件):
資料名:
巻: 68  ページ: 30-38  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
糖尿病患者は重症および進行性歯周炎の発症リスクが増加している。歯周疾患はインシュリン抵抗性の増強により糖尿病の重症度を増加させる。したがって,糖尿病患者における歯周炎症の調節は,両疾患の制御に寄与する可能性がある。グリチルリチン酸は,高移動度群ボックス1(HMGB1)を阻害することにより抗炎症作用を発揮する。高度糖化最終産物(RAGE)に対する受容体のリガンドの1つであるHMGB1は,損傷関連分子パターンであり,炎症性サイトカイン産生を誘導する。本研究では,糖尿病モデルマウスにおけるHMGB1-RAGE軸の関与と同様に,結紮およびPorphyromonas gulae感染誘発性歯周炎に及ぼすグリチルリチン酸の影響を調べた。HFD32をKK/TaJclマウスに給餌することにより確立された糖尿病モデルマウスの大臼歯を,絹糸結紮を行い,P.gulaeを,局所的に与えられたグリチルリチン酸の存在下または不在下で経口的に適用した。グリチルリチン酸の局所投与により,インターロイキン(IL)-6および腫瘍壊死因子(TNF)-αが歯肉のmRNAレベルおよび血清中の蛋白質レベルで増加した。さらに,グリチルリチン酸は,血清および空腹時血糖値における血清アミロイドA(SAA)における結紮/P.gula誘導の増加を抑制した。それはまた,歯肉におけるmRNAレベルおよび血清における蛋白質レベルにおけるHMGB1およびRAGEの結紮/P.gula誘導増加を抑制した。マウス抗HMGB1中和抗体は血清グルコースレベルの増加を阻害した。結論として,グリチルリチン酸による局所処理は,糖尿病マウスにおけるHMGB1-RAGE軸を介して,歯周および全身性炎症を抑制し,血糖値を低下させる可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  歯と口腔の疾患 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る