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J-GLOBAL ID:201902254226312200   整理番号:19A2227100

体内に送達されたステロイドは全身送達よりも多くの内耳遺伝子に影響を与える【JST・京大機械翻訳】

Intratympanically Delivered Steroids Impact Thousands More Inner Ear Genes Than Systemic Delivery
著者 (7件):
資料名:
巻: 128  号: 6_suppl  ページ: 134S-138S  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0662B  ISSN: 0003-4894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:グルココルチコイドは感音難聴に対して与えられるが,内耳に対するそれらの分子的影響についてはほとんど知られていない。さらに,ステロイドの鼓室内デリバリーによる改善された聴力回復の主張にもかかわらず,このデリバリー法で増強された内耳分子機能を実際に報告した研究はない。【方法】内耳におけるステロイド駆動過程を評価するために,グルココルチコイドまたはデキサメタゾンまたはミネラルコルチコイドアルドステロンで全身的に治療したマウスについて遺伝子チップ分析を行った。他のマウスには同じステロイドを気管内投与した。内耳は6時間で収穫され,その34000の遺伝子の発現のためにAffymetrix4302.0遺伝子チップ上で処理された。結果を,対照(未処理)マウスに対する各遺伝子のアップレギュレーションまたはダウンレギュレーションのために統計学的に分析した。結果:分析は,約17500の遺伝子が内耳で正常に発現し,ステロイドはこれらの55%から82%の発現を変化させることを示した。デキサメタゾンは,全身注射後に9424(53.9%)内耳遺伝子の発現を変化させたが,腫瘍内では14899耳遺伝子(85%)を変化させた。同様のパターンがプレドニゾロンで見られ,7560の遺伝子が経口デリバリーにより影響され,1164の遺伝子(63.8%)が腫瘍内に与えられた。ミネラルコルチコイドアルドステロンは,経口投与された場合,268の内耳遺伝子の発現を変化させたが,これは,腫瘍内に注入された場合,10124の遺伝子(57.9%)に増加した。さらに,グルココルチコイドは,グルココルチコイド受容体よりミネラルコルチコイド受容体を介して,より多くの内耳遺伝子を実際に影響した。結論:数千の内耳遺伝子はステロイドにより影響を受け,この数はステロイド投与により有意に増加した。また,内耳ミネラルコルチコイド機能に及ぼすグルココルチコイドの影響は,以前に知られているより実質的である。従って,聴覚損失に対する治療用ステロイドの応用は内耳遺伝子に対するそれらのより包括的な影響を考慮して再評価する必要がある。さらに,免疫抑制に対するステロイドの効果を簡単に評価することは,もはや保証されないように見える。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
耳鼻咽喉科の基礎医学  ,  聴覚  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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