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J-GLOBAL ID：201902254402236030   整理番号：19A0656774

高温におけるメソ相偶数-番号化ナイロンにおける常誘電二重ヒステリシスループ挙動の理解【JST・京大機械翻訳】

Understanding the Paraelectric Double Hysteresis Loop Behavior in Mesomorphic Even-Numbered Nylons at High Temperatures

著者 (3件)： Zhang Zhongbo (Department of Macromolecular Science and Engineering and Department of Chemistry, Case Western Reserve University, Ohio, United States) ,  Litt Morton H. (Department of Macromolecular Science and Engineering and Department of Chemistry, Case Western Reserve University, Ohio, United States) ,  Zhu Lei (Department of Macromolecular Science and Engineering and Department of Chemistry, Case Western Reserve University, Ohio, United States)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 15  ページ： 5816-5829  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スリム二重および単一ヒステリシスループ(DHLおよびSHL)挙動のような新しい強誘電特性は,高エネルギー密度および低損失誘電応用に対して魅力的である。本研究では,電気変位-電場(D-E)ループ測定を用いて,メソ相偶数ナイロン(すなわちナイロン-12およびナイロン-6)に対する温度依存性強誘電挙動を研究した。室温から100°Cまでの温度を上げると,D-Eループはますます狭くなり,最終的には,急冷および延伸ナイロン-12およびナイロン-6に対して,それぞれ,著しく強化された見掛け誘電率(すなわち,~30および~60)および小さな残留分極(すなわち3.5および8.2mC/m2)を有するスライムDHLをもたらした。広角X線回折と赤外研究を組み合わせて,電気分極後のメソ相の変化と水素結合アミド基の配向を用いて,偶数ナイロンに対する構造-強誘電特性関係を明らかにした。100°Cにおいて,急冷及び延伸ナイロン-12及びナイロン-6膜は,ねじれた鎖配座及び不規則水素結合を有する常誘電メソ相を示した。高磁場ポーリング(>100MV/m)では,過渡的なナノドメインが主鎖に付加的なツイストで生成された。観測されたDHL挙動は,偶数ナイロンの中間形結晶における常誘電(より少ないねじれ鎖)と強誘電(よりねじれた鎖)状態の間の電場誘起可逆遷移に起因した。本研究から得られた知識は,電気エネルギー貯蔵,例えば高温および高エネルギー密度多層高分子膜キャパシタに対するn-ナイロンの潜在的応用を可能にすることができる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 温度依存性 ,  立体配座 ,  結晶 ,  水素結合 ,  高分子膜 ,  誘電率 ,  *ナイロン ,  延伸 ,  コンデンサ ,  電場 ,  ナイロン12 ,  強誘電性 ,  *メソ相 ,  *高温
準シソーラス用語： *ヒステリシスループ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (7件)： メソ相 ,  偶数 ,  番号 ,  ナイロン ,  ヒステリシスループ ,  挙動 ,  理解