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J-GLOBAL ID：201902254462548528   整理番号：19A0813943

動眼基底核の領域における内側視床は安定な物体値を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Medial thalamus in the territory of oculomotor basal ganglia represents stable object value

著者 (3件)： Yasuda Masaharu (Laboratory of Sensorimotor Research, National Eye Institute, National Institutes of Health, Bethesda, MD, USA) ,  Yasuda Masaharu (Department of Physiology, Kansai Medical University, 2-5-1 Shin-machi, Hirakata City, Osaka, 573-0101, Japan) ,  Hikosaka Okihide (Laboratory of Sensorimotor Research, National Eye Institute, National Institutes of Health, Bethesda, MD, USA)
資料名： European Journal of Neuroscience  (European Journal of Neuroscience)
巻： 49  号： 5  ページ： 672-686  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2570A  ISSN： 0953-816X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの視覚オブジェクトは,著者らの長い報酬履歴によって作成された値と結合されている。このような安定した物体値は注視を引き付ける。著者らは以前に,黒質の尾側部から上丘部への基底神経節の出力経路が,価値ある物体の自動選択を実行するためにロバストな安定値信号を運ぶことを見出した。ここでの重要な問題は,基礎神経節における安定値信号が,運動実行よりも知覚,注意,情動,覚醒などの他の内部処理に影響するかどうかである。鍵となる脳回路は,基底核のもう一つの出力経路である:SNrから視床を通る側頭葉への経路。この経路における安定値信号の存在を調べるために,広い範囲の視床を調べた。内側視床の多くのニューロンは安定した値を示した。組織学的検査は,それらのニューロンの記録された部位が腹側前核を含んでいることを示した。SNr GABArgic投射と一致して,内側視床における値信号の潜伏期はcdlSNrより遅く,内側視床における値符号化の徴候はcdlSNrに対して反対であった。cdlSNrニューロンを有する症例と同様に,内側視床ニューロンは頻繁に更新された値(柔軟な値)に対して感度を示さなかった。これらの結果は,cdlSNrから内側視床への経路が,広い皮質領域への安定値信号の伝播による認知処理の様々な側面に影響を及ぼすことを示唆する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 覚醒 ,  組織診 ,  神経節 ,  *視床 ,  上丘 ,  ニューロン ,  側頭葉 ,  皮質 ,  黒質 ,  基底 ,  ロバスト性 ,  視覚 ,  大脳基底核 ,  視床前核 ,  大脳半球 ,  中脳 ,  終脳 ,  前脳

著者キーワード (5件)： 認知 ,  記憶 ,  サル ,  報酬 ,  サッカード

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 眼 ,  基底核 ,  内側 ,  視床 ,  物体