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J-GLOBAL ID:201902254465402947   整理番号:19A2827275

Aspergillus fumigatusからのエノラーゼはヒト血しょう補体蛋白質因子H,FHL-1,C4BP及びプラスミノーゲンに結合するMoonlight蛋白質である【JST・京大機械翻訳】

Enolase From Aspergillus fumigatus Is a Moonlighting Protein That Binds the Human Plasma Complement Proteins Factor H, FHL-1, C4BP, and Plasminogen
著者 (14件):
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巻: 10  ページ: 2573  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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日和見的真菌病原体Aspergillus fumigatusは,特に免疫不全個体において重篤な感染を引き起こすことができる。感染時に,A.fumigatusはヒト宿主の強力で直接作用する免疫防御に直面する。A.fumigatusが自然免疫攻撃と補体を回避する機構はまだ十分に理解されていない。ここでは,ヒト血漿補体調節因子に対する表面リガンドとして,真菌アレルゲンとしても特性化されたA.fumigatusエノラーゼ,AfEno1を同定した。AfEno1は,因子H,因子-H様蛋白質1(FHL-1),C4b結合蛋白質(C4BP)およびプラスミノーゲンを結合する。因子Hは,短い保存反復(SCR)6-7と19-20を介して,2つの領域を介してAfEno1に付着し,FHL-1は,SCRs6-7を介してAfEno1を接触させる。AfEno1に結合した両調節因子は補因子活性を保持し,C3b不活性化を支援した。同様に,古典的経路調節因子C4BPはAfEno1に結合し,AfEno1に結合した。C4BPはC4b不活性化を助ける。リジン残基を介してAfEno1に結合するプラスミノーゲンは組織型プラスミノーゲン活性化因子(tPA)に対してアクセス可能であり,活性プラスミンは発色基質S2251を切断し,フィブリノーゲンを分解し,C3及びC3bを不活性化する。膨潤したA.fumigatus分生子に付着したプラスミンはヒトA549肺上皮細胞を損傷し,細胞代謝活性を低下させ,細胞退縮を誘導し,細胞外マトリックスの曝露をもたらす。したがって,A.fumigatus AfEno1は,いくつかのヒトの調節因子を補充するムーンライト蛋白質と病原性因子である。付着したヒト調節因子は,真菌病原体がC3レベルで補体を制御し,内皮細胞層と組織成分を損傷することを可能にする。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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