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J-GLOBAL ID：201902254471100707   整理番号：19A0010656

分散型SDN制御プレーンにおけるリンク顕著性に着目したコントローラ配置決定手法の一検討

A Proposal of Distributed SDN Controller Placement Based on Salience

著者 (5件)： 平山孝弘 (情報通信研究機構) ,  宮澤高也 (情報通信研究機構) ,  MUKTADIR Abu Hena Al (情報通信研究機構) ,  原井洋明 (情報通信研究機構) ,  KAFLE Ved P. (情報通信研究機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 207(IN2018 21-42)(Web)  ページ： 71-76 (WEB ONLY)  発行年： 2018年08月30日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Software Defined Networking(SDN)技術は単一コントローラによる集中制御により,ネットワークを構成する機器のフローテーブルを柔軟に変更することを可能にする。SDNのスケーラビリティ・耐故障性を高めるために,複数のコントローラを分散的に配置してネットワーク機器を制御する手法が検討されている。本報告では,SDNにおける分散コントローラ配置決定手法を検討する。具体的には,Salience(顕著性)と呼ばれる,ネットワークにおける通信経路長の短縮に強く寄与するリンクを抽出する指標を用い,コントローラ配置を決定する。ノード間の接続関係が,2点間のユークリッド距離により制限されるトポロジにおいて,媒介中心性に基づく配置と比べて3分の2のコントローラ数で,平均制御パス長,および1個のコントローラにかかる負荷を低く抑えることができること,またその特徴がネットワークの規模が拡大した場合にも維持されることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *移動通信 ,  ネットワーク ,  *ネットワークアーキテクチャ ,  リンク ,  特徴抽出 ,  *分散処理 ,  *制御装置 ,  *配置設計 ,  方式 ,  減少
準シソーラス用語： 第5世代移動通信 ,  SDN ,  *制御プレーン ,  顕著性マップ ,  SDNコントローラ ,  設計法 ,  負荷軽減

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (23件)：

• N. McKeown, et al., ′′OpenFlow: Enabling Innovation in Campus Networks,′′ ACM SIGCOMM Computer Communication Review, vol. 38, pp. 69-74, Apr. 2008.
• ETSI, ′′Network Functions Virtualisation - Introductory White Paper,′′ SDN and OpenFlow World Congress, Oct. 2012.
• Ericsson. (2017, Jan.) Ericsson White Paper: 5G Systems - Enabling Digital Transformation. [Online]. https://www.ericsson.com/assets/local/publications/white-papers/wp-5g-systems.pdf
• A. Tootoonchian and Y. Ganjali, ′′HyperFlow: A Distributed Control Plane for OpenFlow,′′ the Internet Network Management Conference on Research on Enterprise Networking, Apr. 2010.
• T. Koponen, et al., ′′Onix: A Distributed Control Platform for Largescale Production Networks,′′ USENIX OSDI, Oct. 2010.

タイトルに関連する用語 (6件)： SDN ,  制御プレーン ,  リンク ,  着目 ,  コントローラ ,  手法