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J-GLOBAL ID：201902254840156244   整理番号：19A0896001

モンテカルロ木探索により効率的に探索を行える問題に関する研究

A Study on the Problem which Monte-Carlo-Tree-Search can Search Efficiently

著者 (2件)： 北出哲大 (東京農工大 大学院工学府) ,  藤吉邦洋 (東京農工大 大学院工学府)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 488(CAS2018 138-155)  ページ： 9-14  発行年： 2019年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 組合せ最適化問題の解探索に対して有効ではないかと期待されているモンテカルロ木探索は,いくつかの問題に適用されたが,組合せ最適化問題の汎用的解法としてよく用いられるSimulated Annealing法と比べて良い結果は得られてない。本稿では,Simulated Annealing法は解の評価値の取り得る値が少ない問題では探索がうまくいかないことが知られているので,このような問題に対してモンテカルロ木探索とSimulated Annealing法を適用して実験により比較した。その結果,モンテカルロ木探索はSimulated Annealing法よりも効率良く探索することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *木探索 ,  *モンテカルロ法 ,  *組合せ最適化問題 ,  捜索 ,  解 ,  シミュレーテッドアニーリング
準シソーラス用語： *モンテカルロ木探索 ,  解探索

分類 (1件)： 数値計算  (JE02000J)

引用文献 (12件)：

• 美添一樹, “モンテカルロ木探索-コンピュータ囲碁に革命を起こした新手法′′, 情報処理, Vol.49, No.6, pp.686-693, 2008.
• 松永裕介, “モンテカルロ木探索のCAD問題への応用について′′, 信学技報, VLD2015-46, pp.51-55, 2015.
• S.Kirkpatrick, C.D.Gelatt Jr., and M.P.Vecchi, “Optimization by Simulated Annealing”, Science, Vol.220, No.4598, pp.671-680, 1983.
• 松永裕介, “モンテカルロ木探索法を用いたテクノロジマッピングアルゴリズムについて”, DA シンポジウム 2016 論文集, pp.134-139, 2016.
• 松永多苗子,松永裕介, “モンテカルロ木探索を用いた並列プレフィックス加算器合成手法”, DA シンポジウム 2016 論文集, pp.140-144, 2016.

タイトルに関連する用語 (4件)： モンテカルロ木探索 ,  探索 ,  問題 ,  研究