文献

J-GLOBAL ID：201902254936357024   整理番号：19A1931814

地中熱ヒートポンプシステム:北海道における導入可能性の評価

著者 (3件)： 阪田義隆 (北大 大学院工学研究院) ,  葛隆生 (北大 大学院工学研究院) ,  長野克則 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 北海道自然エネルギー研究  (Journal of Natural Energy Research, Hokkaido)
号： 13  ページ： 17-26  発行年： 2019年06月30日 
JST資料番号： F2023A  ISSN： 1881-0527  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・地中熱ヒートポンプ(GSHP)システムについて,北海道に於けるライフサイクルコスト及びCO₂排出削減ポテンシャルの有効性と普及に向けた課題の解説。
・欧州で開発されたクローズド型GSHPの概念と地中熱交換器の種別を示し,最も汎用性が高く,日本での実績が約9割のボアホール型熱交換器を対象に検討。
・開発した地中熱ポテンシャル評価システムによれば,北海道でほぼ全域に導入可能だが現状でペイバックに相当時間を要す為,地下水流れの速い地を特定し優先導入が有効。

シソーラス用語： *ヒートポンプ ,  地中蓄熱 ,  *地中熱利用 ,  *熱交換器 ,  ライフサイクルコスト ,  二酸化炭素排出量 ,  地球温暖化 ,  環境保全 ,  地下水 ,  太陽エネルギー ,  省エネルギー
準シソーラス用語： *地中熱ヒートポンプ ,  *地中熱交換器

分類 (2件)： 地熱エネルギー  (LB03040B) ,  熱交換器,冷却器  (PA03020G)

引用文献 (16件)：

• Banks D. (2008): An Introduction to Thermogeology: Ground Source Heating and Cooling, 61-63, Willey.
• Chiasson A.D. (2016): Geothermal Heat Pump and Heat Engine System. 15. Wiley
• ECA (2010): Energy technology criteria list. The En-hanced Capital Allowance Scheme managed by the Department for Energy and Climate Change and HM Revenuer and Customs and promoted by the Carbon Trust.
• JCCCA (Japan Center for Climate Change Actions)(2019):家庭部門における二酸化炭素 (CO₂)排出の動向, JCCCAホームページ
• Nagano, K., Katsura, T. and Takeda, S. (2006): Devel-opment of a design and performance prediction tool for the design and performance for the ground source heat pump system, Applied Thermal Engineering,26 (14-15), 1578-1592

タイトルに関連する用語 (4件)： 地中熱ヒートポンプ ,  北海道 ,  可能性 ,  評価