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J-GLOBAL ID：201902254956944012   整理番号：19A1565572

薄板試験片を用いたサンプリングクリープ試験による改良9Cr-1Mo鋼のクリープ損傷評価法の検討

Study on Creep Damage Assessment Method for Mod. 9Cr-1Mo Steel by Sampling Creep Testing with Thin Plate Specimen

著者 (6件)： 金山英幸 (国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 現:立命館大学 理工学部 機械工学科) ,  旭吉雅健 (福井大学 学術研究院 工学系部門工学領域) ,  小川文男 (立命館大学 理工学部 機械工学科) ,  川畑美絵 (立命館大学 理工学部 機械工学科) ,  伊藤隆基 (立命館大学 理工学部 機械工学科) ,  若井隆純 (国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 68  号： 5  ページ： 421-428(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,薄板試験片によるサンプリングクリープ試験により改良9Cr-1Mo鋼に対するクリープ損傷評価法を提示した。引張クリープ破断試験を2つの異なる試験環境下で3つの異なるサイズの試験片を用いて行い,薄板試験片によるクリープ試験を検証した。3つの異なるサイズを用いた改良9Cr-1Mo鋼の破断までの時間は,ほとんど同じであった。加えて,破断までの時間に及ぼす環境の影響はなかった。予損傷薄板試験片をバルク試料のゲージ断面から機械加工し,予備損傷試験を行った。寿命画分規則に基づく予損傷は,8%,16%,25%であった。破断までの時間に及ぼす予損傷試験片の機械加工のプロセスの影響は,予損傷試験と同じ試験条件における検証試験によって確認された。クリープ損傷評価を推定するために応力加速クリープ破断試験を行った。応力加速クリープ破断試験によるクリープ損傷評価は十分正確な推定であった。ビッカース硬さとラス幅によるクリープ損傷評価をこれらの方法の適用性を研究するために応力加速クリープ破断試験による評価と比較した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 薄板 ,  試験片 ,  試料採取 ,  *クリープ試験 ,  *高合金鋼 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  クリープ損傷 ,  クリープ破断試験 ,  クリープ破断 ,  評価 ,  押込硬さ ,  クリープ ,  応力
準シソーラス用語： *9Cr-1Mo鋼 ,  Vickers硬さ ,  損傷評価 ,  破断寿命

著者キーワード (1件)： クリープMod 9Cr-1Mo鋼ミニチュア試験片のクリープ損傷評価試料試験

分類 (2件)： 金属材料  (HC06020Z) ,  材料試験  (HB02020U)

引用文献 (23件)：

• 1) The Society of Materials Science, Japan, “High temperature strength of materials” (2008) The Society of Materials Science, Japan.
• 2) I. Nonaka, “Prospect of life prediction in long-term fatigue, creep and creep-fatigue for components operated at elevated temperature”, Journal of the Society of Materials Science, Japan, Vol.64, No.2, pp.65-73 (2015).
• 3) K. Fujiyama, “The frontier of technology development in remaining life assessment for high temperature components I: Technology development in remaining life assessment based on EBSD observation”, Journal of the Society of Materials Science, Japan, Vol.61, No.11, pp.919-924 (2012).
• 4) S. Komazaki, “The frontier of technology development in remaining life assessment for high temperature components II: Development of the remaining life assessment technology using SP creep test”, Journal of the Society of Materials Science, Japan, Vol.61, No.12, pp.980-986 (2012).
• 5) I. Nonaka, “The frontier of technology development in remaining life assessment for high temperature components III: Remaining life assessment based on onsite strain measurement in high temperature components”, Journal of the Society of Materials Science, Japan, Vol.62, No.1, pp.50-56 (2013).

タイトルに関連する用語 (6件)： 薄板 ,  試験片 ,  サンプリング ,  クリープ試験 ,  クリープ損傷 ,  評価法