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J-GLOBAL ID：201902255058083679   整理番号：19A0221730

疎水性多孔表面を有する導波路モードセンサに基づく界面活性剤センサ

Surfactant Sensor Based on Waveguide-mode Sensor with Hydrophobic Perforated Surface

著者 (2件)： FUJIMAKI Makoto (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  ASHIBA Hiroki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN)
資料名： Sensors and Materials  (Sensors and Materials)
巻： 31  号： 1 (1)  ページ： 53-61  発行年： 2019年 
JST資料番号： L0338A  ISSN： 0914-4935  CODEN： SENMER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリカガラス基板上に薄い単結晶Si層と薄いSiO₂ガラス層を組み込んだセンシングプレートを有する導波路モードセンサの感度は,ナノ細孔を形成することによって薄いSiO₂ガラス層の表面積を増加させることで改善できる。本研究では,ナノ細孔が形成されたセンシングプレートの表面の疎水性処理により水中の界面活性剤の高感度検出を達成した。疎水性処理は,センシングプレート表面が浸漬された場合でも,水がナノ細孔に入らないことを保証する。界面活性剤が水中に存在するとき,界面活性剤はセンシングプレート表面に徐々に吸着され,それは親水化をもたらし,その時,水はナノ細孔に侵入することができる。これはチップ表面に大きな屈折率変化をもたらし,高感度で界面活性剤の検出を可能にした。非イオン性界面活性剤である0.02mg/lのTween20,及びアニオン性界面活性剤である0.02mg/lのドデシル硫酸ナトリウムをこのセンサを用いて検出することに成功した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *界面活性剤 ,  感度 ,  性能 ,  能力 ,  *疎水性 ,  細孔 ,  *光導波路 ,  吸着 ,  化学的加工 ,  *光センサ ,  ナノ細孔 ,  親水化 ,  検出能
準シソーラス用語： 検出感度

分類 (2件)： その他の洗浄剤  (YG02040W) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

引用文献 (12件)：

• Japan Industrial Standards: JIS K 0102:2013: Testing methods for industrial wastewater.
• M. Fujimaki, C. Rockstuhl, X. Wang, K. Awazu, J. Tominaga, Y. Koganezawa, Y. Ohki, and T. Komatsubara: Opt. Express 16 (2008) 6408. https://doi.org/10.1364/OE.16.006408
• K. Awazu, C. Rockstuhl, M. Fujimaki, N. Fukuda, J. Tominaga, T. Komatsubara, T. Ikeda, and Y. Ohki: Opt. Express 15 (2007) 2592. https://doi.org/10.1364/OE.15.002592
• M. Fujimaki, K. Nomura, K. Sato, T. Kato, S. C. B. Gopinath, X. Wang, K. Awazu, and Y. Ohki: Opt. Express 18 (2010) 15732. https://doi.org/10.1364/OE.18.015732
• K. Nomura, M. Fujimaki, K. Awazu, and T. Komatsubara: J. Vac. Sci. Technol. A 29 (2011) 051402. https://doi.org/10.1116/1.3609795

タイトルに関連する用語 (4件)： 疎水性 ,  多孔 ,  導波路 ,  界面活性剤