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J-GLOBAL ID：201902255440367773   整理番号：19A1035119

ボイラーの水処理実務 水質項目の意義および水質分析値の見方(2)

著者 (1件)： 有城喜信
資料名： Jitsu, Ten  (Jitsu, Ten)
号： 309  ページ： 16-23,iv  発行年： 2019年05月01日 
JST資料番号： S0534A  ISSN： 1880-7283  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ボイラー水の水質項目および水質分析値の見方について,今回はシリカと硬度について解説。
・シリカの溶解度は,pHが高いほど,温度が高いほど溶解度が増加するために,ボイラー水のpHを基準値に管理すれば,シリカ濃度が少々高くてもスケールを生成しないと記述。
・低圧ボイラーにおけるシリカ基準値,高濃度シリカでの対応の考え方,シリカ濃度とpHの関係について解説。
・水に溶けているカルシウムイオン,マグネシウムイオンを硬度成分といい,ボイラーではカルシウムイオンとマグネシウムイオンの濃度を炭酸カルシウムに換算して合算し,硬度と称していると説明。

シソーラス用語： *ボイラ ,  *水処理 ,  *水質 ,  水質試験 ,  *二酸化ケイ素 ,  *濃度 ,  溶解度 ,  pH【水素イオン指数】 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  マグネシウム化合物 ,  炭酸カルシウム ,  スケール ,  スラッジ ,  カルシウムイオン ,  マグネシウムイオン
準シソーラス用語： *硬度【水質】

分類 (2件)： ボイラ付属装置  (PB01030G) ,  用水の化学的処理  (SC02040E)

引用文献 (7件)：

• 後藤克己,水中ケイ酸の状態に関する研究(第2報):無定形ケイ酸の溶解度について,日本化学雑誌,1955,vol.76,no.12,p.1364-1366
• 坂本惇,ボイラの水処理実務読本,(株)オーム社,1971.6.30,p.50,第3-14図
• (社)日本工業用水協会編,工業用水便覧,産業図書(株),1958.11.15,p.534,第V・2・122図
• 有城喜信,優しいボイラーの水管理-水質項目の解説(3)-,実務展望,(社)ボイラ・クレーン安全協会,2004.7,no.220,p.19-30
• Everett P. Partridge, Formation and Properties of Boiler Scale, Engineering Reseach Bulletin University of Michigan, No.15,Jun.1930

タイトルに関連する用語 (4件)： ボイラー ,  水処理 ,  水質 ,  水質分析