抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1つの発光ダイオード(LED)を計測動作時には温度センサとして,また制御動作時にはプログラムにより明るさを変えることができる点灯ランプとして使用できる,簡易で低コストの計測制御システムを設計し試作した。計測動作と制御動作は基板上のスライドスイッチ1個で切り替えることができる。計測動作時には抵抗とLEDの直列回路に一定電圧(5V)が加えられ,そのLEDの順方向電圧を差動増幅回路により増幅し,低価格のデジタル入出力モジュールと抵抗ラダー回路,およびコンパレータからなる8ビット逐次比較型A/D変換器で測定し,温度を表示する。制御動作時は,デジタル入出力モジュールと抵抗ラダー回路から出力された最大約3.3Vの8ビットD/A変換出力が抵抗とLEDの直列回路に加わり,点灯の明るさを制御することができる。温度計測とLED点灯制御の実験が容易にできるほか,オペアンプの基本的な使用法(差動増幅回路,ボルテージフォロワ,コンパレータ)や逐次比較型A/D変換器,電圧加算型D/A変換器について学ぶことができる。(著者抄録)