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J-GLOBAL ID：201902255672283924   整理番号：19A0929528

大学で学ぶ数学は実社会で必要か ー測度論的確率論を例にとってー

著者 (1件)： 塩田茂雄
資料名： 通信ソサイエティマガジン  (B-Plus)
巻： 12  号： 4  ページ： 260-263(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L6624A  ISSN： 1884-4863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・大学工学部の学部における教養・基礎科目で習う数学の基礎知識が実社会でどのようにいかされているかについて,コルモゴロフが打ち立てた測度論的確率論を例に考察。
・具体的には,コイントスを測度論的確率論の立場で説明し,無限回のコイントスに関する事象の確率の考え方,カントール集合は測度論や確率論で頻繁に登場する概念等について紹介し,大数の法則(無限回のコイントスにおいて,出る目(0か1)の平均は0.5になるという法則)にも言及。
・測度論的確率論が実社会で役に立つかについて,1)理工系の多数の文献は測度論的確率論の言葉で書かれている,2)測度論的確率論の言葉を理解し使えると,それをベースにして思考を深められる,の観点から論考。

シソーラス用語： *学校教育 ,  大学 ,  カリキュラム ,  *確率論 ,  数学 ,  測度 ,  積分 ,  Cantor集合 ,  法則 ,  概念
準シソーラス用語： *数学教育 ,  *測度論 ,  *測度論的確率論 ,  大数の法則 ,  数学的概念 ,  実用性

分類 (2件)： 技術教育  (IA01050S) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大学 ,  数学 ,  測度 ,  確率論