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J-GLOBAL ID：201902255881119751   整理番号：19A1804889

質量分析によるキャピラリーイオンクロマトグラフィーを用いた痛風の代謝産物バイオマーカーの同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of Metabolite Biomarkers for Gout Using Capillary Ion Chromatography with Mass Spectrometry

著者 (4件)： Cui Li (School of Dentistry, University of California, California, United States) ,  Liu Juan (Changzhou Second People’s Hospital, Nanjing Medical University, China) ,  Yan Xinmin (Changzhou Second People’s Hospital, Nanjing Medical University, China) ,  Hu Shen (School of Dentistry, University of California, California, United States)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 21  ページ： 11737-11743  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 痛風は炎症性関節炎の一般的な形態であり,この代謝障害に対する詳細な病原性機構はほとんど知られていない。本研究では,最初に,痛風患者8名,高尿酸血症患者15名(HUA),および15名の健常者における唾液代謝産物を,タンデム質量分析(MS/MS)による毛管イオンクロマトグラフィー(CIC)を用いてプロファイリングした。49の唾液代謝産物は痛風患者と健常対照群の間で有意に変化し,26の唾液代謝産物は痛風とHUA患者群の間で有意に異なっていた。3つの代謝産物バイオマーカー,尿酸,シュウ酸,およびL-ホモシステイン酸(HCA)を,30人の痛風患者,30人のHUA患者,および30人の健常対照被験者の唾液サンプルにおける検証のために選択した。測定のための市販アッセイキットを用いることにより,唾液尿酸及びシュウ酸レベルは健常対照より痛風患者で有意に高いことが分かったが,唾液HCAレベルはHUA患者及び健常対照より痛風患者で有意に高かった。これらの分析測定は,CIC-MS/MSによって得られたものと一致した。結論として,著者らは,痛風の新規代謝産物バイオマーカーの発見のために,CIC-MS/MSの新しい応用を実証した。検証されたバイオマーカーは痛風における非侵襲的,診断的および予後的応用に使用される可能性がある。今後の研究は,痛風の発赤および/または治療効果を監視するためのこれらの同定されたバイオマーカーの臨床的有用性を調査するために必要である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  予後 ,  *バイオマーカー ,  高尿酸血症 ,  診断 ,  *代謝産物 ,  *痛風 ,  タンデム質量分析 ,  代謝異常 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： 臨床効果 ,  非侵襲 ,  被験者 ,  プロファイリング ,  健常者 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  代謝一般  (EB02030C)

物質索引 (2件)： シュウ酸 ,  尿酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 質量分析 ,  痛風 ,  代謝産物 ,  バイオマーカー ,  同定