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J-GLOBAL ID：201902256019961337   整理番号：19A2431839

復興事業区域内に自力再建する被災者の住宅再建に関する意思決定の規定因 -宮城県名取市を事例として-

WHAT KIND OF PEOPLE WILL JOIN THE RECOVERY PROJECT BY PUBLIC SECTOR? Case of Natori city

著者 (5件)： 伊藤圭祐 (国土交通省国土技術政策総合研究所) ,  牧紀男 (京都大学工学部建築学科) ,  立木茂雄 (同志社大学社会学部) ,  佐藤翔輔 (東北大学災害科学国際研究所) ,  松川杏寧 (人と防災未来センター)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
巻： 84  号： 762  ページ： 1863-1870(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は2つの主目的を有する。最初に,復興プロジェクトの再建場所に関する自力再建住民の意思決定の因子を分析した。第二に,因子に基づいて,復興プロジェクト地域における自力再建住民の特徴を見出し,どのような人々が公共部門の復興プロジェクトに参加するかを検討する。線形判別分析を,災害生存者に対する名取市によるアンケート調査データに適用した。結果は以下の通りであった:1)因子として10のスケールを作ると,それらのうちの6つは再建場所についての意思決定に有意な影響を持っていた。2)生活再建の観点から多くの違いがあった。3)本論文における分析モデルを通して,復興プロジェクトに参加する回答者の数は945人であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *災害復旧 ,  住居地区 ,  *自主管理 ,  *住民意識 ,  意思決定 ,  *因子分析 ,  宮城県 ,  プロジェクト ,  アンケート ,  データ解析 ,  位置決め
準シソーラス用語： 自力再建 ,  名取市

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分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (10件)：

• 1) Reconstruction Agency:Research Report about Status of Reconstruction from the Great East Japan Earthquake, 2017.3. 復興庁:東日本大震災の復興状況に関する調査事業報告書, 2017.3.
• 2) Karatani, Y. and Kondo, T. : Survivors’ Residential Movement and Decision-Making Process associated with Self-help Housing Reconstruction with Relocation after the Great East Japan Earthquake - Case Studies of Rikuzentakata City in Iwate Prefecture -, isss, No. 29, pp. 207-217, 2016.11 柄谷友香, 近藤民代:東日本大震災後の自主住宅移転再建に伴う居住地の移動と意思決定プロセス-岩手県陸前高田市でのインタビュー調査を通して-, 地域安全学会論文集, No. 29, pp207-217, 2016.11
• 3) Tanaka, M. and Shiozaki, Y.:The Realities and Background of the Moving-out of Residents after the Land Readjustment Project in a Mixed Use District Case of Misuga-nishi District, Kobe city, Jounal of Architecture and Planning (Transcriptions of AIJ), Vol. 73 No. 629, pp. 1529-1536, 2008.7 田中正人, 塩崎賢明:用途混在地区の復興区画整理事業における転出実態とその背景 神戸市御菅西地区におけるケーススタディ, 日本建築学会計画系論文集, 第73巻, 第629号, pp. 1529-1536, 2008.7
• 4) Kondo, T. and Karatani, Y. : The Transformation of Urban Built Environment and Spatial Characteristics of New Building Construction after the Great East Japan Earthquake Focus on the Self-help Housing Reconstruction with Relocation in Nine Municipalities in Iwate and Miyagi prefecture, Jounal of Architecture and Planning (Transcriptions of AIJ), Vol. 81 No. 719, pp. 117-124, 2016.3 近藤民代, 柄谷友香:東日本大震災の被災市街地における自主住宅移転再建者の意思決定と再建行動に関する基礎的研究 岩手県および宮城県の沿岸9市町村の新規着工戸建住宅を対象とした質問紙調査を通して, 日本建築学会計画系論文集, 第81巻, 第719号, pp. 117-124, 2016.3
• 5) Ito, K., et. al : A Research on the Characteristic of Individual Recovery on the Recovery Projects in Natori City Analysis from 2015 Natori City Survey Data, isss, No. 30, pp. 261-267, 2017.3 伊藤圭祐, 立木茂雄, 牧紀男, 佐藤翔輔:名取市の復興事業区域における自力再建者の特性に関する研究, 地域安全学会論文集, No. 30, pp. 261-267, 2017.3

タイトルに関連する用語 (10件)： 復興 ,  事業 ,  区域 ,  再建 ,  被災者 ,  住宅 ,  意思決定 ,  規定 ,  宮城 ,  名取市