抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:冷刺激に敏感な喘息患者の臨床症状、肺機能及び気道炎症の表現型特徴を検討する。方法:当病院の呼吸器内科で受診した初診気管支喘息或いは気管支喘息と診断されたが、正規治療を受けなかった急性発作(軽度から中度)患者80例を選択し、冷気刺激により咳と咳を誘発できた。喘息などの気道症状を冷刺激非感受性群(45例)と冷刺激感受性群(35例)に分け、いずれも糖質コルチコイド(ICS)+長時間作用β2受容体アゴニスト(LABA)(サルメテロチカゾン粉吸入剤50μg/250μg)を投与した。2回/d)とモンテルスナトリウム(10mg内服,1回/d)で3ケ月治療し,必要な時,短時間作用β2受容体アゴニスト(SABA)或いは(和)全身にグルココルチコイド(プレドニゾン10mg1回/d或いはメチルプレドニゾロン40mg静脈注射)を投与する。治療前及び治療3ケ月後に喘息制御質問票(ACT)を用いて咳、喘息などの臨床症状制御状況を把握し、肺機能検査は治療前の肺機能低下及び治療後の肺機能回復状況、血及び誘導痰細胞数を明確化し、気道炎症の特徴を明らかにして、統計学的分析を行った。結果:治療前の年齢、性別、ボディマスインデックス、喫煙者の割合、アレルギー性鼻炎の情況に統計学的な差異はなかった。冷刺激感受性群は、受診前1年以内の急性発作回数が冷刺激に敏感でない群より多い(P<0.05)が、治療期間(3月)は症状冷刺激敏感群をコントロールし、SABAとホルモンを用いて、冷刺激に敏感でない群には、有意差が見られなかった(P>0.05)。冷刺激感受性群のACTスコアは,治療前後に,寒冷刺激非感受性群よりも低く(P<0.01),治療前FEV1/FVC%,FEV1%pred減損は,非感受性群より有意であり(P<0.01),FEV1/FVC%,およびFEV1/FVC%は,治療後に有意であった(P<0.01)。FEV1%predの回復程度は,非感受性群より低かった(P<0.05)。寒冷刺激感受性群は治療前後の血液及び誘導痰好酸球のパーセンテージと敏感でない群の間に有意差がなかったが、好中球の割合は非感受性群より明らかに高かった(P<0.01)。治療前に痰細胞分類結果を誘導することにより、冷刺激非感受性群は好酸球型が主で、占める割合は60%、好中球型は20%で、冷刺激感受性群は好中球型が主で、その占める割合は42.86%で、冷刺激非感受性群より明らかに高かった(P=0。03),好酸球型は31.43%で,低温刺激非感受性群より著しく低かった(P=0.01)。結論:冷刺激敏感喘息患者の症状はよく反復発作と(或いは)加重し、その肺機能は損傷が明らかで、気道内炎症の表現型も古典的喘息と異なって、好中球型を主とする。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】