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J-GLOBAL ID:201902256184550728   整理番号:19A0069592

ユニークなachondrite北西アフリカ6704の起源:岩石学,化学及びRe-Os,O及びTi同位体系統学からの制約【JST・京大機械翻訳】

The origin of the unique achondrite Northwest Africa 6704: Constraints from petrology, chemistry and Re-Os, O and Ti isotope systematics
著者 (14件):
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巻: 245  ページ: 597-627  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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北西アフリカ(NWA)6704は,著しく完全な火成構造を持つ近コンドライトの主成分組成により特徴付けられるユニークなコンドライトである。このユニークなコンドライトの起源を調べるために,岩石学的,化学的,および187Re~187Os,O,およびTi同位体研究を組み合わせた。隕石は,かんらん石(Fa_50-53;Fe/Mn=1.1-2.1),クロム鉄鉱(Cr#~0.94),au石,硫化物,斜長石(Ab_92An_5または_3)とメルリライトのより細かい隙間を持つ長さ1.7cmまでの斜方輝石メガクリスト(En_55-57Wo_3-4F_40-42;Fe/Mn=1.4)から成る。形態,格子配向分析,鉱物化学の結果は,斜方輝石メガクリストが,高い超飽和と過冷却条件(1~10~2°C/h)下で結晶化した本来の中空デンドライトであることを示し,一方,他の相は,awaruite,クロム鉄鉱→かんらん石→merrillite→斜長石の順に結晶化した。推定された高い超飽和にもかかわらず,斜方輝石の著しく大きいサイズは,高いMg#を有する斜方輝石メガクリストコアとして保存されているか,または,バーミキュライトかんらん石を含む,限られた数の核を含むメルトからの結晶化の結果として説明できる。バルク及び金属画分に対するRe-Os同位体データは4576±250Maのアイソクロン年代をもたらし,形成以来の高度に親鉄元素(HSE)の限定された開放系挙動と一致した。バルク化学組成は,広いコンドライトの絶対存在度と,Hと希土類元素(REE)に対する弱く分別されたコンドライト正規化パターンだけにより特徴付けられ,コンドライトに対する高揮発性元素の実質的な枯渇と一緒になる。HSEとREEの特徴は,親のメルトとそのプロトリスが金属,硫化物,あるいはケイ酸塩鉱物の顕著な偏析を受けていないことを示している。これらの複合結果は,NWA 6704に対するコンドライト前駆体が液相線温度よりはるかに高温で加熱され,高揮発性元素は失われ,生成したメルトは最初は残存斜方輝石の核を含まないが,融解とその後の結晶化はマグマ分化を可能にする時間スケールで起こることを示唆した。このような急速な融解と結晶化は未分化小惑星への影響の結果として起こる可能性がある。O-Ti同位体系(Δ17O=-1.052±0.004,2SD;ε~50Ti=2.28±0.23,2SD)は,NWA6704母体が炭素質コンドライト親体として太陽星雲中の同じ同位体貯留層をサンプリングしたことを示す。これは,NWA 6704における炭素質コンドライト様耐火元素存在量と酸素フガシティ(FMQ=-2.6)と一致する。しかし,NWA 6704のSi/Mg比は炭素質コンドライトのそれらより著しく高く,その起源におけるフォルステライトの顕著な小葉分別を示唆している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
流星,すい星,いん石  ,  岩石圏の地球化学一般 

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