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J-GLOBAL ID:201902256197744594   整理番号:19A0782362

Baloの同心性硬化症は多発性硬化症と免疫学的に異なる:ほぼ150の腰椎穿刺の遡及的分析からの結果【JST・京大機械翻訳】

Balo’s concentric sclerosis is immunologically distinct from multiple sclerosis: results from retrospective analysis of almost 150 lumbar punctures
著者 (10件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 22  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Baloの同心性硬化症(BCS)は脱髄の同心層により特徴付けられる中枢神経系のまれな炎症性脱髄障害である。BCSが多発性硬化症(MS)の変異体であるかどうか,またはそれ自身の疾患実体であるかどうかは不明である。BCSの脳脊髄液(CSF)特徴をMSのそれらと比較する。1980年と2017年の間の医学文献で報告されたBCSを有する全患者のCSFプロファイルの遡及的分析を行った。全部で,132人の患者における146の腰椎穿刺(LP)の結果を分析した。最も顕著な所見は,全BCS群での全LPの66%(56/85)におけるCSF制限オリゴocバンド(OCB)の欠如であり,MRIとBCSの組織学的証拠の両方で74%(14/19),最高の放射線学的信頼性を有する患者のサブグループで82%(18/22)であった(高MRI質,脱髄の≧3層)。OCBは最初にOCB陽性患者1/2で消失した。これらの知見は,OCBが患者の≧95%に存在するMSとは対照的であり,疾患の全経過にわたって安定に検出可能であると考えられる(p<0.000001)。OCB頻度は,歴史的な患者(1980~2009;37%)とより最近の患者(2010~2017;31%)の両方で低かった。OCB陽性およびOCB陰性患者は,年齢,性別,疾患期間,MRI上のBalo様病変の数,再発の数,治療または最終転帰に関して有意差はなかった。OCB陰性度の高い比率に従って,LinkのIgG指数は,すべての試験した試料の63%で陰性であった(p<0.000001対MS)。CSFplecytosisは28%(27/96;p<0.000001対MS)で存在し,CSF総蛋白質レベルは41%(31/76)の試料で上昇した。BCSにおけるOCBおよびIgGインデックス頻度は,MSにおけるそれらよりも神経脊髄炎またはミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白質抗体関連脳脊髄炎において報告されたものと非常に類似している。著者らの知見は,ほとんどの場合,BCS様病変がMSと免疫学的に異なる疾患実体の存在を示すことを示唆する。さらに,今日まで分析された最大コホートに基づくBCSの人口統計学,臨床経過および放射線学的特徴に関するデータを提供した。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経の基礎医学  ,  細胞生理一般 
引用文献 (33件):
  • Lancet Neurol; Balo’s concentric sclerosis; TA Hardy, DH Miller; 13; 2014; 740-746; 10.1016/S1474-4422(14)70052-3; citation_id=CR1
  • Arch NeurPsych; Encephalitis periaxialis concentrica; J Baló; 19; 1928; 242-246; 10.1001/archneurpsyc.1928.02210080044002; citation_id=CR2
  • J Neurol Sci; Cerebrospinal fluid findings in aquaporin-4 antibody positive neuromyelitis optica: results from 211 lumbar punctures; S Jarius, F Paul, D Franciotta, K Ruprecht, M Ringelstein, R Bergamaschi, P Rommer, I Kleiter, O Stich, R Reuss; 306; 2011; 82-90; 10.1016/j.jns.2011.03.038; citation_id=CR3
  • J Neuroinflammation; Contrasting disease patterns in seropositive and seronegative neuromyelitis optica: a multicentre study of 175 patients; S Jarius, K Ruprecht, B Wildemann, T Kuempfel, M Ringelstein, C Geis, I Kleiter, C Kleinschnitz, A Berthele, J Brettschneider; 9; 2012; 14; 10.1186/1742-2094-9-14; citation_id=CR4
  • J Neurol; The MRZ reaction as a highly specific marker of multiple sclerosis: re-evaluation and structured review of the literature; S Jarius, P Eichhorn, D Franciotta, HF Petereit, G Akman-Demir, M Wick, B Wildemann; 264; 2017; 453-466; 10.1007/s00415-016-8360-4; citation_id=CR5
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