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J-GLOBAL ID:201902256199365642   整理番号:19A2610144

歪ゲージとしてグラフェンで被覆したポリウレタンナノ繊維ウェブの特性化と探索【JST・京大機械翻訳】

Characterization and exploration of polyurethane nanofiber webs coated with graphene as a strain gauge
著者 (3件):
資料名:
巻: 89  号: 23-24  ページ: 4980-4991  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0244A  ISSN: 0040-5175  CODEN: TRJOA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は以下の通りである。(a)2つのコーティング法(すなわち,ブラシ塗装とドクターブレード被覆)を比較するために,ポリウレタンナノファイバーウェブ(PU NW)上にグラフェンを適用し,e-テキスタイルを開発した。(b)被覆条件に基づく試料の表面特性と化学的及び機械的性質を調べる。(C)試料の電気抵抗とPU NW中のグラフェン量の間の関係を見出すこと;そして,(d)試料が物理的に歪んでゲージ因子を計算するときの電気抵抗変化を評価する。グラフェン被覆PU NWの線形抵抗は全ての試料で600Ω/cm以下であった。PU NW線形抵抗は銀ナノワイヤで被覆したとき約1~500Ω/cmであり,ポリピロールで被覆したとき約1000~7000Ω/cmであった。グラフェン被覆試料の線形抵抗はポリピロール被覆試料より低く,銀ナノワイヤ被覆試料より高かった。他の研究で実証されているように,ブラシ塗装は簡単な製造プロセスであるが,電界放出走査電子顕微鏡画像は,それがドクターブレード法と比較して均一なコーティングを生成しないことを示した。しかし,繰り返しブラシ塗装を用いることにより,100Ω/cm以下の線形抵抗を有するe-テキスタイルを作製することが可能であることが分かった。Fourier変換赤外分光分析により,ウレタンのピークバンドと-NH-曲げピークを確認し,グラフェン被覆条件を調べた。グラフェン被覆試料の引張強さは未処理のそれよりはるかに低かったが,破断時の伸び/歪は未処理試料のそれより高かった。この結果は,グラフェン被覆試料が未処理のものより小さい力に歪んでいることを示している。さらに,これは,グラフェン被覆が試料の引張特性の変化を誘起することを示している。電気抵抗はグラフェン被覆均一性に依存して変化した。ドクターブレード法を用いて,試料の電気抵抗値はブラシ塗装試料のそれらよりわずかに低かった。試験片のゲージ因子値を,伸張と放出試験によって調べた。最も高いゲージ因子は97.24(d2.6)であり,最低は20.54(D2.2)であった。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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繊維改質  ,  仕上げ 
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