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J-GLOBAL ID:201902256274655258   整理番号:19A2328303

森林-農業モザイクにおける土地利用パッチ構造と植生構造に関連した鳥類種の豊富さ

Bird species richness in relation to land-use patch structure and vegetation structure in a forest-agriculture mosaic
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 135-147(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L4620A  ISSN: 1347-0558  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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生息場所の悪化と断片化は,世界的生物多様性に対する重大な脅威である。植生構造とパッチ構造の属性は,種の多様性を維持する上で重要な因子であると考えられているが,それらの相対的な重要性は不明のままである。本研究は鳥類種の豊富さに対する重要な植生とパッチ構造の変数を同定し,それらの相対的重要性を調べることを目的とした。著者らは,3期の繁殖期にわたって50haの森林-農場景観モザイクにおけるすべての個々の鳥類を調査し,マッピングし,6つの土地利用タイプの286のパッチにおける植生を記録した。天然林と針葉樹人工林(面積の59%をカバーする)は個体の89%と記録された鳥類種のすべてを含んだ。植生構造変数,樹木の科の豊富さ,および葉被覆率の影響は,パッチ構造変数のものより有意であった。針葉樹人工林は林冠層の樹木の科の豊富さが低かったが,それらは林冠下層において高い樹木の科の豊富さを有し,天然林と同様の鳥類密度と種の豊富さの値を持っていた。複雑な植生構造を持つパッチを作成し維持することは,動物の豊富さと種の多様性を支持するために重要である。林冠層において少数の樹木種だけによって支配された森林パッチは,林冠下層の植物相構成を増加させることによって大いに改善される可能性がある。複雑な植生構造を持つ大きなパッチは生物多様性を維持するために重要であり,可能な限り完全に維持されなければならない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (48件):
  • Anderson CB (2018) Biodiversity monitoring, earth observations and the ecology of scale. Ecol Lett 21: 1572-1585.
  • Andrén H (1994) Effects of habitat fragmentation on birds and mammals in landscapes with different proportions of suitable habitat: a review. Oikos 71: 355-366.
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  • Benton TG, Vickery JA & Wilson JD (2003) Farmland biodiversity: is habitat heterogeneity the key? Trends Ecol Evol 18: 182-188.
  • Bibby CJ, Burgess ND, Hill DA & Mustoe S (2000) <i>Bird census techniques</i>. Academic Press, London.
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