文献

J-GLOBAL ID：201902256376588647   整理番号：19A0445691

海馬および内側前頭前野皮質形態に対するストレスおよびMajor抑鬱障害の影響【JST・京大機械翻訳】

The Impact of Stress and Major Depressive Disorder on Hippocampal and Medial Prefrontal Cortex Morphology

著者 (5件)： Belleau Emily L. (McLean Hospital, Belmont, Massachusetts) ,  Belleau Emily L. (Harvard Medical School, Boston, Massachusetts) ,  Treadway Michael T. (Department of Psychology, Emory University, Atlanta, Georgia) ,  Pizzagalli Diego A. (McLean Hospital, Belmont, Massachusetts) ,  Pizzagalli Diego A. (Harvard Medical School, Boston, Massachusetts)
資料名： Biological Psychiatry  (Biological Psychiatry)
巻： 85  号： 6  ページ： 443-453  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0089A  ISSN： 0006-3223  CODEN： BIPCBF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海馬および内側前頭前野(mPFC)における容積減少は,主要な抑うつ障害(MDD)における最も良く記録された神経異常の中にある。海馬およびmPFCの構造的減少は,より多くの主要な抑うつエピソード(MDEs),より長い疾患期間および非寛解/治療抵抗性を含むMDD疾患進行マーカーに特異的に結びついている。慢性ストレスは海馬およびmPFC欠損の発生において重要な役割を果たし,これらの欠損がMDE発生に関係なく起こることを示唆するいくつかの研究がある。しかしながら,前臨床とヒトの研究は,炎症と神経伝達物質障害の増強を含む,他のストレス仲介神経毒性過程を示し,これは,MDEの存在を必要とし,疾患が進行するにつれ,更なる脳構造低下に寄与する。特に,視床下部-下垂体-副腎軸機能不全,炎症および酸化ストレスの増強,および神経伝達物質異常(例えば,セロトニン,グルタミン酸,γ-アミノ酪酸)は,MDDにおける疾患進行を促進するために相互作用する可能性がある。MDDのストレス感作モデルと一致して,それぞれの連続的なMDEにより,これらの神経毒性経路を誘発するためのストレスのレベルが低くなり,より顕著な脳容積減少をもたらす可能性がある。ストレスとMDDが海馬とmPFCの構造的低下に関与する神経生物学的経路に対して重複し,明確な影響を与えると,さらに正確な機構がMDDの発生と維持に最終的に寄与することを明らかにするためにさらなる研究が必要である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 抑うつ ,  感作 ,  *皮質 ,  うつ病 ,  機能障害 ,  寛解 ,  酸化ストレス ,  神経伝達物質 ,  *海馬 ,  相互作用 ,  炎症 ,  ヒト ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 神経 ,  疾患進行 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： うつ病 ,  Hippocampus ,  病気の進行 ,  内側前頭前野皮質 ,  神経進行 ,  ストレス

分類 (4件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I)

物質索引 (1件)： セロトニン

タイトルに関連する用語 (6件)： 海馬 ,  内側 ,  前頭前野皮質 ,  形態 ,  ストレス ,  抑鬱障害