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J-GLOBAL ID:201902256799444699   整理番号:19A1696551

荒川中流域の潜在的氾濫リスクと現存する江戸時代の旧堤防群が果たす減災効果

EFFCTES OF EXISTING SECOND EMBANKMENTS CONSTRUCTED IN EDO ERA ON SENSIBLE FLOODING RISK IN THE MIDDLE REACH OF THE ARAKAWA RIVER
著者 (3件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: I_1393-I_1398(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現在の荒川において潜在的な破堤氾濫リスクがどこに存在するかを探ること,江戸時代の旧堤防(特に控堤)が現代においても有している減災機能を明らかにすることを目的とし研究を行なった.昭和22年型(1/200)波形を用いて,氾濫原に存在する控堤を含む洪水・氾濫流解析モデルを作成し,控堤の有無による氾濫状況の相違を評価した.荒川本川からの氾濫箇所は吉見町付近の狭窄部上流,支川では和田吉野川上流,市野川の狭窄部上流など,堤防の高さや河川線形は異なる現代においても明治43年洪水と類似した箇所に氾濫リスクが存在することが明らかになった.埼玉県管理区間の和田吉野川や市野川の氾濫をそれぞれ相上堤が7.8時間,長楽堤が2.5時間ほど貯留し下流域への氾濫を遅らせていた,横手堤も相上堤から溢れた水を1.8時間ほど滞留させる効果を保有していた.(著者抄録)
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洪水対策 
引用文献 (20件):
  • 1) 埼玉県:荒川 自然:荒川総合調査報告書1,1987.
  • 2) 埼玉県:新編 埼玉県史,1982.
  • 3) 大塚一男:近世における荒川中流域の水害と治水 -吉見領と川島領を中心にー,埼玉県教育委員会長期研修報告,1985..
  • 4) 川島町:川島町史 地誌編,2004.
  • 5) 田中規夫:荒川西遷以後の荒川中流部の洪水氾濫と避難特性の変化-川島町を例として-,第190回「河川文化を語る会」,2017.
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