文献
J-GLOBAL ID:201902256892234542   整理番号:19A0195561

タマネギ(Allium cepa L.)における実生から球根形成へのフルクタン動態に関与する酵素の糖蓄積と活性【JST・京大機械翻訳】

Sugar accumulation and activities of enzymes involved in fructan dynamics from seedling to bulb formation in onion (Allium cepa L.)
著者 (8件):
資料名:
巻: 247  ページ: 147-155  発行年: 2019年 
JST資料番号: W1940A  ISSN: 0304-4238  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
タマネギ(Allium cepa L.)は,主要な貯蔵炭水化物として鱗茎においてフルクトースに基づくオリゴ糖(フルクタン)を生産する。著者らは以前に,収穫した鱗茎におけるフルクタン量の品種差を見出した。「Kita-momiji2000」は高い重合度をもつフルクタンを蓄積したが,「Pole Star」は低い量を有し,主に単糖類とスクロースを蓄積した。本研究では,タマネギの発生を通して収穫された空中および地下組織の両方において,フルクタン代謝経路に含まれるフルクタン蓄積および酵素活性をより詳細に調べた。2つの栽培品種におけるフルクタン濃度の分析は,フルクタン蓄積のレベルが鱗茎形成前の空中および基底葉においてほとんど同じであることを明らかにしたが,フルクタン濃度は鱗茎形成後の後期段階において有意に異なった。収穫後2~3週間の間に,収穫鱗茎のフルクタン含量の品種差は明らかであった。初期発生段階では,「Pole Star」のフルクタン濃度は「Kita-momiji 2000」のそれらと同等であり,「Pole Star」が高度に重合したフルクタンを合成できることを示した。酵素活性の分析において,「Pole Star」は「Kita-momiji2000」と比較して鱗茎形成後にフルクタンを合成するための高い活性を有し,鱗茎形成前にスクロースとフルクタンを分解する大きな可能性を有し,空中と基底葉の両方でより少ないスクロース蓄積をもたらした。これらの結果は,「Pole Star」におけるフルクタン分解酵素の高い活性が,この品種がフルクタン合成のための出発基質であるスクロースの高レベルを維持できないため,「Kita-Momiji 2000」よりも鱗茎におけるフルクタン蓄積が少ないことを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  植物生理学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る