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J-GLOBAL ID:201902257015098867   整理番号:19A2393244

イオンクロマトグラフィーによる微量イオン分析

Trace Ion Analysis by Ion Chromatography
著者 (4件):
資料名:
巻: 73  号: 10  ページ: 998-1002  発行年: 2019年10月01日 
JST資料番号: G0115A  ISSN: 0022-815X  CODEN: KAGIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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当社分析センターには,王子グループ全体から,製品中のイオン分析に関する相談や依頼が寄せられる。その内容は,日本工業規格(JIS)に準拠した公定法による測定から,製品中の微量イオンが問題となった場合の原因調査の分析まで多岐にわたる。紙製品中のイオン種とその濃度は様々な製品品質に影響を与えるため,定性及び,定量分析することは品質管理をする上で非常に重要なことである。また,イオン濃度を正確に知るためには,十分な感度を有する方法が必要となる。その一つとして,クロマトグラフ法による液体中のイオンを測定する手法としてH.Smallらによってイオンクロマトグラフィーが1975年に発表された。イオンクロマトグラフィーは,イオン種成分を分離し選択的に検出する分析器機を用いた方法で,JIS K0127 イオンクロマトグラフィー通則,上水試験法に採用され,環境,化学工業,食品,製薬・医薬など,さまざまな分野で応用されている。今回,低イオン量サンプルの高感度分析に取り組み,水,試薬,実験器具に起因する汚染物質を少なくし,新たにカラム種類,試料導入量等の装置条件を検討した。今まで微小なクロマトグラムとして検出していた炭酸イオン(CO32-)が増大し検出した。このため一部のイオン種で分離精度の低下が発生したため,更に分離条件を検討した。本稿では,測定条件の検討を行い,紙試料及び,フィルム試料への適用を試みたので,報告する。(著者抄録)
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