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J-GLOBAL ID：201902257139843773   整理番号：19A2436780

新潟市近郊の水田地帯の環境面から見た貨幣価値の試算

著者 (3件)： 寺田恭貴 (新潟大 農) ,  津野佑規 (福井県福井農林高) ,  長谷川英夫 (新潟大 自然科学系)
資料名： 人間と環境  (Man and Environment)
巻： 45  号： 3  ページ： 15-21  発行年： 2019年10月02日 
JST資料番号： L0807A  ISSN： 0286-438X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・新潟市近郊の水田地帯におけるGHG削減の観点から,1)中干期間延長2)稲わらすき込みの秋施用3)間断灌漑導入実施の3シナリオによるメタン削減量を試算し,J-クレジット制度での貨幣価値を試算。
・GHG排出削減量の貨幣価値試算では,2019年4月落札価格から,約36万円で,一反当たり約600円となり,研究対象地区の水田面積3729haでは合計約2101万円の貨幣価値。
・水稲作におけるJ-クレジット制度の仮導入の「都市近郊の水田地帯における環境面からみた貨幣価値」の試算結果から,提案シナリオによる水田地帯の環境政策的存在意義を明確化。

シソーラス用語： 新潟県 ,  *水田 ,  価値 ,  推定 ,  温室効果ガス ,  *温室効果ガス排出量 ,  減少 ,  環境政策 ,  二酸化炭素 ,  稲藁 ,  乾燥 ,  灌漑 ,  都市郊外 ,  評価 ,  *価値分析 ,  アルカン
準シソーラス用語： 温室効果ガス排出削減 ,  価値評価 ,  間断灌漑

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  稲作  (FC03020C) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (23件)：

• 安藤生大(2011)「米(千葉県東総産コシヒカリ)のカーボンフットプリントの試算」『千葉科学大学紀要』第4号,pp.11-15.
• 浅川典敬・佐伯公康・麓 貴光(2011)「漁港が有する多面的機能(交流機能)の貨幣価値化に関する研究」『日本水産工学会学術講演会講演論文集23』,pp.109-112.
• 林 清志(2011)「水稲生産における栽培管理が環境負荷に与える影響-LCAと不確実性分析による評価-」『第6回日本LCA学会研究発表会講演要旨集』,pp.252-253.
• IPCC (2006) ′′Agriculture, Forestry and Other Land Use′′ 2006 IPCC Guidelines for National Greenhouse Gas Inventories, Vol4, p.5-47.
• 環境省(2016),「地球温暖化係数(GWP:Global Warming Potential)とは」IPCCリポートコミュニケータープロジェクト編『ガイドブック【基礎知識編】WG3』, p.8.

タイトルに関連する用語 (6件)： 新潟市 ,  水田地帯 ,  環境 ,  貨幣 ,  価値 ,  試算