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J-GLOBAL ID：201902257149590616   整理番号：19A0203245

模擬体環境におけるCa2+修飾共重合体上のアパタイト形成に及ぼす硫黄含有官能基の構造効果【JST・京大機械翻訳】

Structural Effects of Sulfur-Containing Functional Groups on Apatite Formation on Ca²⁺-Modified Copolymers in a Simulated Body Environment

著者 (3件)： Hamai Ryo (Graduate School of Life Science and Systems Engineering, Kyushu Institute of Technology, Japan) ,  Shirosaki Yuki (Faculty of Engineering, Kyushu Institute of Technology, Japan) ,  Miyazaki Toshiki (Graduate School of Life Science and Systems Engineering, Kyushu Institute of Technology, Japan)
資料名： ACS Omega  (ACS Omega)
巻： 3  号： 5  ページ： 5627-5633  発行年： 2018年 
JST資料番号： W5044A  ISSN： 2470-1343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特異的官能基による化学修飾は,骨結合生物活性有機-無機ハイブリッドを開発するための従来法であった。これらの材料は,それらが柔軟であり,天然骨に類似したYoung率を有するので,骨代替物として魅力的である。高分子鎖上へのスルホン酸基(-SO_3H)の固定化は,これらの基が擬似体液(SBF)中でアパタイト形成を誘導し,骨芽細胞様細胞の活性を増強するため,このようなハイブリッドを生成することが期待される。-SO_3Hの誘導体であるスルフィン酸基(-SO_2H)もアパタイト核形成を誘導することができる。しかしながら,アパタイト形成に及ぼすそのような硫黄含有官能基の構造効果は解明されていない。本研究では,-SO_2Hまたは-SO_3Hを含むCa2+修飾共重合体上のアパタイト形成を模擬体環境で調べた。Ca2+および-SO3Hを含む共重合体は,SBFへのCa2+放出を促進し,Ca2+および-SO2H(14日)を含む共重合体よりも速くアパタイト(1日)を形成した。対照的に,それらがCa2+で修飾されなかったとき,-SO2Hのみを含む共重合体は,SBFの1.5倍のCa2+濃度を有する溶液において,-SO3H(>7日)のみを含むものより速くアパタイト(7日)を堆積した。前者は後者より多量のCa2+を吸着した。錯体の測定した安定性定数は,-SO_2-・・Ca2+の相互作用が-SO_3-・・Ca2+のそれよりも安定であることを示した。安定性により支配されるCa2+の放出と吸着の両方がアパタイト形成の誘導に重要な役割を果たし,硫黄含有官能基のアパタイト形成能はCa2+の共存により劇的に変化することが分かった。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生物活性 ,  *共重合体 ,  *硫黄 ,  核形成 ,  相互作用 ,  化学修飾 ,  錯体 ,  Young率 ,  吸着 ,  *燐灰石 ,  有機-無機ハイブリッド ,  高分子鎖 ,  擬似体液 ,  *官能基
準シソーラス用語： 固定化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 環境 ,  修飾 ,  共重合体 ,  アパタイト ,  硫黄 ,  官能基 ,  構造効果