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J-GLOBAL ID:201902257248066746   整理番号:19A0657840

心材,辺材及び樹皮の高速熱分解:オンライン光イオン化質量分析及び従来の熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析の相補的応用【JST・京大機械翻訳】

Fast Pyrolysis of Heartwood, Sapwood, and Bark: A Complementary Application of Online Photoionization Mass Spectrometry and Conventional Pyrolysis Gas Chromatography/Mass Spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 4078-4089  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0805B  ISSN: 0887-0624  CODEN: ENFUEM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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木材は,高速熱分解によるバイオ燃料あるいは化学生産のための重要な可能性を提供するが,熱分解生成物組成に影響を及ぼす様々な化学組成を示す。ここでは,Douglas fir(針葉樹)およびオーク(広葉樹)から分離した心材,辺材および樹皮の高速熱分解を,熱分解揮発分の組成に及ぼす木材ゾーンの影響に関する洞察を提供するために,単一光イオン化質量分析(SPI-MS)と組み合わせたマイクロ流動層反応器(MFBR)によって研究した。熱分解揮発性成分の違いは,SPI-MSによって検出された主要イオンに基づく主成分分析(PCA)によって明らかになった。各木材ゾーン(心材,辺材,樹皮)についていくつかの特定の製品マーカーを定義し,木材試料(リグニン,炭水化物,鉱物)の化学組成に関連させた。鉱物(特にカリウム)の触媒効果は,与えられた木材タイプに対するリグニン分解よりも炭水化物分解に対してより高い影響を有していた。従って,辺材と心材(オークとダグラスの両方について)は,主に炭水化物熱分解からの特異的マーカーによって明確に識別できる。興味深いことに,著者らの結果は,木材円筒が微粉と比較して製品組成に対してより顕著な木材ゾーン効果を示すことを示した。SPI-MSの結果を熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析(Py-GC/MS)の結果と比較し,それらの多くは一貫していた。SPI-MSと組み合わせたMFBRは,熱分解揮発物に及ぼす木材組成の影響を明らかにするための選択的分析技術である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  木材化学 

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