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J-GLOBAL ID：201902257433267900   整理番号：19A0798012

金属ドープ炭素とHClの低温反応による表面塩素種の形成【JST・京大機械翻訳】

Formation of surface chlorine species by low temperature reaction of HCl with metal-doped carbon

著者 (5件)： Tsubouchi Naoto (Center for Advanced Research of Energy and Materials, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido 060-8628, Japan) ,  Mochizuki Yuuki (Center for Advanced Research of Energy and Materials, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido 060-8628, Japan) ,  Shinohara Yuji (Center for Advanced Research of Energy and Materials, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido 060-8628, Japan) ,  Kawashima Akiyuki (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials, Tohoku University, Sendai, Miyagi 980-8577, Japan) ,  Ohtsuka Yasuo (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials, Tohoku University, Sendai, Miyagi 980-8577, Japan)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 246  ページ： 51-59  発行年： 2019年 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェノール樹脂から調製したモデル炭素は,O_2活性化し,次に,石炭利用における塩素挙動を明らかにするために,Ca,CuまたはZnを含浸した。HClと炭素材料の間の相互作用の容易さは,100~300°Cで強化された。HClがCa,CuおよびZnと反応する濃度は高かった。X線光電子分光法(XPS)と昇温脱離(TPD)を用いて,炭素基板とHClとの反応により生成した表面の塩素種を研究した。XPS測定はHClとの反応後に無機塩化物と有機塩素種の存在を示唆した。HCl反応後に炭素試料を洗浄した場合,HClの大部分が溶出した。化学吸着HCl種もTPD測定により検出した。無機塩化物,有機塩素および化学吸着HCl種の存在を示した。生成した有機塩素種の量と100°Cでの活性炭サイトの数の間に相関はなかった。しかし,300°Cにおける有機塩素の量は炭素サイトの数と共に増加する傾向を示し,表面官能性酸素基はC-Cl結合の生成のためのサイトとして作用した。結果として,HClと金属ドープ(Ca,CuまたはZn)炭素との反応による低温での有機塩素種の生成の可能なスキームを考察した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸素 ,  *塩酸 ,  活性炭 ,  X線光電子スペクトル ,  有機塩素化合物 ,  *塩素 ,  塩化物 ,  化学吸着 ,  X線光電子分光法 ,  *炭素 ,  *低温 ,  石炭 ,  昇温脱離 ,  *ドーピング ,  亜鉛 ,  相互作用

著者キーワード (5件)： 表面塩素種 ,  無機塩化物種 ,  有機塩素種 ,  化学吸着HCl種 ,  金属ドープ炭素

分類 (5件)： 水銀とその化合物  (SB05023Z) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  燃焼一般  (XE04010W) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  排ガス処理  (PB02060U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ドープ ,  炭素 ,  HCl ,  低温反応 ,  塩素