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J-GLOBAL ID：201902257519382766   整理番号：19A0649871

セルロース系材料/PCLバイオ複合材料の湿式供給法【JST・京大機械翻訳】

Wet Feeding Approach for Cellulosic Materials/PCL Biocomposites

著者 (2件)： Lo Re Giada (Division of Biocomposites, Department of Fiber and Polymer Technology, KTH Royal Institute of Technology, Teknikringen 56, SE-100 44 Stockholm, Sweden) ,  Sessini Valentina (Laboratory of Polymeric and Composite Materials, University of Mons - UMONS, Place du Parc 23, 7000 Mons, Belgium)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
巻： 1304  ページ： 209-226  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去数十年において,セルロース材料は,均一な繊維分散が挑戦的であるが,それらの固有強度と軽量のために,バイオプラスチックにおける補強材としてのそれらの可能性に対する関心の増大を引き付けた。生分解性ポリエステルの中で,ポリカプロラクトン(PCL)は,その延性と共に海洋環境におけるその生分解性に対して注目されている。その低強度,石油ベースの起源および比較的高いコストは,PCLの使用を制限する。したがって,PCLは,改良された特性を有する生分解性複合材料の調製のためのセルロース材料添加の有益な効果のための良い候補である。本章では,PCLとして疎水性高分子マトリックス中のセルロース分散を改善するための持続可能な方法を検証するために,一段階湿式配合を報告した。セルロース木材パルプ繊維,ミクロフィブリル化セルロース及びナノフィブリル間の比較を行い,バイオ複合材料の加工のための湿式供給法の実現可能性を評価した。マトリックス分子量の評価は,PCLが溶融混練中の水の存在に鈍感であることを示した。FE-SEMとX線トモグラフィーを用いて形態を特性化し,ナノフィブリル化を評価した。引張試験を行い,バイオ複合材料の機械的性質を評価した。溶融処理後のセルロース繊維の短縮と分散を評価した。Young率値は,湿式供給法がセルロースの分散を改善し,バイオ複合材料の機械的性質を強化することを示した。湿式供給法の有益な効果は,より効率的な溶融処理によるミクロフィブリル化セルロースまたはナノフィブリルと比較して,パルプ繊維に対してより大きく,繊維長さとそれらのアスペクト比の保存に対してより顕著な効果があった。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アスペクト比 ,  *セルロース ,  補強材料 ,  微生物分解性 ,  延性 ,  セルロース繊維 ,  ポリエステル ,  分子量 ,  キャラクタリゼーション ,  Young率 ,  木材 ,  引張試験
準シソーラス用語： ナノフィブリル ,  バイオプラスチック ,  *バイオ複合材料 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (3件)： セルロース ,  PCL ,  バイオ複合材料