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J-GLOBAL ID:201902257521390029   整理番号:19A2823442

乾燥及び湿潤堆積における水溶性及び水不溶性有機窒素【JST・京大機械翻訳】

Water-soluble and water-insoluble organic nitrogen in the dry and wet deposition
著者 (3件):
資料名:
巻: 218  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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大気からの有機窒素化学種の堆積量と機構を明らかにするために,日本の都市サイトで1年間,湿性沈降,乾性沈降,エーロゾル,気相における水溶性と水不溶性窒素種の同時観測を行った。水溶性有機窒素(WSON)と水不溶性有機窒素(WION)の湿性沈着量は,平均でそれぞれ0.331と0.081mgNm-2日-1で,有機窒素(ON)の約80%と20%を占め,湿性沈降の全窒素(TN)の約20%と5%を占めた。有機窒素化合物,特にWSONは湿潤過程を通して窒素沈着に大きく寄与した。WSONとWIONの乾性沈降量は,平均でそれぞれ0.042と0.050mgNm-2日-1で,乾燥堆積におけるONの約46%と54%,TNの約28%と33%を占めた。湿式プロセスと比較して,有機窒素化合物,特にWIONは乾燥プロセスを通して窒素沈着に大きく寄与した。WSONとWIONの乾性沈降量は,それぞれ,それらの全(湿性+乾燥)堆積の約11%と38%に寄与した。WSON堆積のかなりの割合は乾燥プロセスから誘導されたが,WSON堆積の大部分は湿潤プロセスによって説明できた。湿潤プロセスはWIONに対してさえも重要な堆積経路であるが,WION堆積に対して乾燥プロセスの大気沈降への大きな寄与が見出された。WSONの湿性沈降量は雨水中のWSON濃度により強く影響され,上層大気中の雨水へのWSONの取り込みにより影響された。WIONの湿性沈降量は,表面大気中の10μm(PM>10)より大きい直径を持つエーロゾル中のWIONの取り込みによって強く影響された。これらの取り込み過程を支持するWIONに対するよりもWSONに対して高い捕捉比が見出された。WSONの乾性沈降量はガス状塩基性WSONの濃度により影響されたが,WIONのそれはPM>10のWION濃度に強く影響され,エーロゾルと気相中のこれらの有機窒素種の測定と抵抗モデルからの沈降速度の推定により支持された。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
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