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J-GLOBAL ID：201902257664630268   整理番号：19A0851938

カーボンナノチューブを用いた超分子ゲルのソフトナノ複合潤滑剤【JST・京大機械翻訳】

Soft-nanocomposite lubricants of supramolecular gel with carbon nanotubes

著者 (7件)： Bai Yanyan (State Key Laboratory of Solid Lubrication, Lanzhou Institute of Chemical Physics, Chinese Academy of Sciences, Lanzhou 730000, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Yu Qiangliang ,  Zhang Jiaying ,  Cai Meirong ,  Liang Yongmin ,  Zhou Feng ,  Liu Weimin
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 7  号： 13  ページ： 7654-7663  発行年： 2019年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNTs)は,それらの優れた潤滑性と耐摩耗性特性のために,多くの研究の焦点であった。しかし,潤滑油添加剤として使用されると,良好な分散安定性を達成することが重要な問題であるので,それらは凝集し,沈殿する傾向がある。本論文は,潤滑材料12-ヒドロキシステアリン酸(12-HSA)超分子ゲルにおけるCNTsの低分散安定性の問題を成功裏に解決するための新しい戦略を報告する。一方,カーボンナノチューブは500SN基油中の再凝集を大きく減少させる超分子ゲルのネットワーク中にトラップされる。一方,カーボンナノチューブは,超分子ゲルの熱的,機械的およびトライボロジー特性を著しく改善した。例えば,500SN基油分子が超分子の3-Dネットワークにトラップされるので,分解温度は30°C上昇する。カーボンナノチューブを添加剤として用いると,超分子ゲルの粘弾性は改善される。結果はまた,添加剤として少量の改質カーボンナノチューブが摩擦と摩耗を著しく低減できることを示した。そして,CNTsと酸性化カーボンナノチューブ(CNTHs)は,それらの両方が準固体状態12-HSAソフトナノ複合材料の3-Dネットワークにおいてトラップされるので,同じ摩擦係数を提供することができる。さらに,ソフトナノ複合潤滑剤の微細構造と自己集合機構を調べるために実験と分子動力学シミュレーションを行った。ソフトナノ複合潤滑剤は,機械の有用な寿命を延長するだけでなく,資源の廃棄物を減少させた。それは,持続可能な開発において重要である。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ネットワーク ,  *超分子 ,  凝集 ,  摩擦係数 ,  三次元 ,  耐摩耗性 ,  *カーボンナノチューブ ,  *ナノ複合材料 ,  *潤滑剤 ,  自己集合 ,  粘弾性 ,  微細構造 ,  固相
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  *超分子ゲル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： カーボンナノチューブ ,  超分子ゲル ,  ソフト ,  ナノ複合 ,  潤滑剤