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J-GLOBAL ID：201902257851065800   整理番号：19A1610371

山で遭遇する危険にどう対応するか ハチ刺されとその対策

著者 (1件)： 牧野俊一 (森林研究・整備機構 森林総合研 生物多様性研究拠点)
資料名： 森林技術
号： 928  ページ： 12-15  発行年： 2019年07月10日 
JST資料番号： G0035A  ISSN： 1349-452X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・国有林や民有林での調査によれば,現場職員の70~90%がハチ刺されの経験を持ち,うち10~20%が全身症状やショック症状を経験。
・森林を念頭に置いた場合,土中や樹洞などの閉鎖空間と樹枝などの開放空間とに分けられる。
・狩りバチの毒針は産卵管から進化した器官であるため,雌バチしか刺せない。
・ハチ毒アナフィラキシーショックの恐ろしさは,受傷から発症までの時間がとても短いこと。
・ハチ毒アレルギーの有無は他のアレルギー同様,抗体検査によって知ることが可能。

シソーラス用語： *虫刺され ,  アレルギー疾患 ,  ショック症状 ,  昆虫毒 ,  血清学的検査 ,  作業 ,  *損害
準シソーラス用語： *ハチ刺され ,  ハチ刺傷 ,  アナフィラキシーショック ,  ハチ毒 ,  ハチ毒アレルギー ,  抗体検査 ,  森林作業 ,  *害虫被害

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

引用文献 (12件)：

• FAO.Edible insects:future prospects for food and feed security.2013, http://www.fao.org/3/i3253e/i3253e.pdf
• 松浦誠ほか.蜂の生態と蜂毒及びその予防,治療対策.林材業労働災害防止協会,1988,253p.
• Hayashi,Y,et al.Epidemiologic Investigation of Hornet and Paper Wasp Stings in Forest Workers and Electrical Facility Field Workers in Japan.Allergology International.2014,63(1):21-26.
• 国有林野事業安全管理研究会.蜂刺されの予防と治療.林業・木材製造業労働災害防止協会,1996,344p.
• Makino,S.et al.The Japanese hornet Vespa simillima Smith,an important nuisance pest in urban areas(Hymenoptera: Vespidae).Japanese Journal of Sanitary Zoology.1981,32(3):203-213.

タイトルに関連する用語 (3件)： 山 ,  ハチ刺され ,  対策