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J-GLOBAL ID:201902258004773503   整理番号:19A1135229

多発性硬化症における血液脳,脊髄,およびくも膜障壁の破壊におけるクラウジン11の関与【JST・京大機械翻訳】

Involvement of Claudin-11 in Disruption of Blood-Brain, -Spinal Cord, and -Arachnoid Barriers in Multiple Sclerosis
著者 (13件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 2039-2056  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0110A  ISSN: 0893-7648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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多発性硬化症(MS)患者の中枢神経系(CNS)におけるバリア破壊の分子機構を理解することは重要である。本研究の目的は,クラウジン-11がMSにおけるCNSにおける2つの内皮バリア(血液脳関門(BBB)および血液脊髄バリア(BSCB))および2つの上皮バリア(血液-くも膜バリア(BAB))および血液-CSFバリア(BCSFB)の破壊に関与しているかどうかを明らかにすることであった。免疫組織化学的分析は,正常なヒトとマウスの両方で,クラウジン-11が脳と脊髄毛細血管においてクラウディン-5と共局在することを明らかにした。クローディン-11の絶対蛋白質発現レベルはラット脳毛細血管におけるクラウジン-5のそれにほぼ等しかったが,ヒト脳毛細血管においては2.81倍であった。クラウジン-11の蛋白質発現は,MS患者および実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)マウスの脳および脊髄毛細血管において有意に下方制御された。siRNAによるクラウジン-11の特異的ダウンレギュレーションは,ヒト脳毛細血管内皮細胞(hCMEC/D3)単層を横切る膜不透過性FITC-デキストランの移動を有意に増加させた。上皮バリアに関して,クラウジン-11蛋白質発現は,EAEマウスにおいてBCSFBを形成する脈絡叢上皮細胞において減少しなかったが,それはBABを形成する脳および脊髄髄膜において減少した。ラット脈絡叢上皮細胞(TR-CSFB)単層におけるsiRNAによるクラウジン-11の特異的ダウンレギュレーションは,FITC-デキストランの透過性を有意に増加させた。結論として,著者らの結果は,BBB,BSCB,およびBABにおけるクラウジン-11発現は,複数の硬化症において下方制御され,これらのバリアの機能的完全性を損なうことを示している。Copyright 2018 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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