抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:肝線維化の経過中に誘導可能な共刺激分子(induciblecostimulator、ICOS)シグナルが濾胞補助性Tリンパ球(follicularhelperTcells、Tfh)の分極に与える影響を検討する。方法ICOS-Tgマウス、野生型(wildtype、WT)FVB/NJマウス各30匹。脾細胞CD4+Tリンパ球共刺激分子CXCケモカイン受容体5(C-X-Cchemokinereceptortype5,CXCR5)をフローサイトメトリー分析で測定した。転写因子B細胞リンパ腫因子6(Bcelllymphoma/leuke-mia6,BCL-6)、Tfh細胞亜群上のICOS、インターロイキン(interleukin、IL)-21の発現傾向及び特徴。肝臓組織のCXCR5とBCL-6の発現は,免疫組織化学によって検出した。酵素結合免疫吸着測定法(enzyme-linkedimmunosorbentassay,ELISA)を用いて脾臓リンパ細胞培養懸濁液中のIL-21レベルを測定した。結果:四塩化炭素によるICOS-Tgマウスの肝繊維化後、脾臓CD4+Tリンパ細胞CXCR5、BCL-6、及びTfh細胞亜群のICOS、IL-21の発現は、疾患経過に伴い次第に上昇した。WTマウスと比べ、いずれもアップレギュレーション発現を示し、統計学的有意差が認められた(416W:P<0.05)。免疫組織化学の結果は,肝組織におけるCXCR5とBCL-6の発現レベルが,疾患経過と共に徐々に増加したことを示した。WTと比較して,上方制御された(P<0.05)。WTマウスのCXCR5+CD4+細胞群のIL-21発現は,4Wで上昇し,12Wでピーク(4W)に達した。11.39±1.80,7W;16.50±3.00,12W;22.90±4.50,16W;18.90±3.20),ICOS-TgマウスはWTマウスと比較してIL-21の発現傾向が同じであるが,アップレギュレーション傾向(4W)を示した。13.66±2.12,7W;21.80±4.12,12W;33.41±5.12,16W;27.70±4.09)。結論:Tfh細胞及びその作用因子IL-21は肝線維化の免疫応答に参与し、肝線維化の発生発展と関係がある。ICOSはTfhの分極を調節する重要なシグナル分子であるかもしれない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】